荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

断捨離の恩恵にあらためて気づく。

断捨離にはまり、こんまりさんにはまり、
不要なものをどんどん捨てて身軽になったことで
引越しが楽になり、物の管理が楽になり、日々の掃除が楽になり、
賃貸の狭い間取りでも家族4人が窮屈な思いをせずにのびのび暮らせるようになりました。


そんな断捨離の恩恵を充分に感じて過ごしてきたつもりでしたが、
最近は「”ものを減らす”ことで、私は多大なる恩恵を受けていたんだな…」と
ひしひしと感じる毎日でした。

というのも、
【物を減らしたおかげで「自分のポンコツっぷり」が目立たなくなっていた】ことに
あらためて気づいたからです。




今年度PTAの委員をしております(本部役員ではありません)。
ある部署の中で、家庭に配布するお便りを作ったり、イベントで使うポスターやPOPを作ったり、活動内容を記録したりするのが私の仕事です。
仕事の大部分は、自分の部署で完結するものではなく、他部門の事情を確認し、調整し、修正することが必要。

誰に、何を、いつまでに確認してもらうか。
そして誰がそれを依頼するか。
完成したものをもう一度やり直し、委員長に修正済みを報告。
それを会議にかけるために会長に報告する。

確認と報告の嵐です。

お仕事をしている方にとっては至極当たり前の内容です。
私も出産前に仕事をしていたときにはやっていたことです。

なのですが、
PTAの打ち合わせの予定や自宅でのパソコン作業をする予定と、
こどもの行事、こどもの提出物、こどもの物品購入の予定、こどもの通院(姉妹で6か所の病院へ定期的に通院)、自分の通院、塩分を計算しながらの日々の食事作り、買い出しなど日常の家事を同時進行していたところ、
ミスが頻発するようになりました。




特に6月は、長女次女ともに写真の購入がとても多く、合計8種類!
 ・次女 入園式(PTAバージョンと業者バージョン)
 ・次女 お楽しみ会の写真(業者)
 ・次女 遠足の写真(業者)
 ・長女 進級したクラスの集合写真(業者)
 ・長女 運動会のスナップ写真(業者)
     運動会のDVD(業者)
 ・長女 宿泊学習のスナップ写真(業者)
     宿泊学習のDVD(業者)

ひとつの行事にたくさんのスナップ写真があり、その中から我が子を探して注文するので、大変時間がかかります。
(きょうだいの多いご家庭のお母さんはすごい大変だと思う!)
申し込み期限は守らなきゃ!と必死で注文したけれど、
なぜか存在しない番号を私が記入していたことで業者さんから確認の連絡が園に入り、先生にご迷惑をかけてしまいました。

また、次女の園の先生からの「○○までにお返事ください」のおたよりに加え、
園のPTAのそれぞれの部署から「○○までにお返事ください」「○日に展示、◇日までに注文」のお便りが多数あり、
その都度こどもに「いるかいらないか」「やるかやらないか」を確認していたのですが
ひとつ注文しそびれてしまいました。

こどもの通院日を間違えたり(病院によって午後休診日がちがう!)、ネット予約をし忘れていたため待ち時間が長くなり帰宅時間が遅くなってしまったこともありました。


PTAのお仕事でも、
必要な印刷数の足し算ができていなかったり(メンバーさん「あれ?10枚余ったけどなんで?」→私の計算ミス! とか)
必要のない部署にお便りを配布してしまったり(委員長さんや先生方に余計な仕事を増やしてしまいました…)
本当に凡ミスが多発。




私、判断することが多くなると、凡ミスが多発するのです。
ずっとそういう人間だった。
そのことを、ここ最近の出来事で思い出しました。


物を減らしてやることを減らしたら、判断することも自然と減っていたんですね。
なので、「あれ忘れてた!」「あれがない!」みたいなことが一切なく、
すべてが段取りよく回せるようになっていて
まるで自分が【出来る人間】に成長したかのように錯覚しておりました。

いや、違う。
全然成長していない。

私という人間のポンコツっぷりは、
残念ながら 全然変わっていなかったアハハ(´▽`)



そこに気づけたのがよかった。

「不要なものを手放す、不要な用事はやらない」ということを心がけることが、わたしの人生を左右する!
と痛感しました。


と同時に、
まだ仕事をしていない専業主婦&次女が入園したこのタイミングでPTAになったことを ありがたく感じました。
(フルタイム、パートの仕事をしながらPTAをされているお母さんたちすごすぎですよ!)


わたしの所属する部署の大きな仕事は夏休み明けてからなので
まだまだ忙しい日々が続きますが、
モノ(実質的な物) と コト(用事や出来事)をしっかり取捨選択して責任をもって家庭とPTAの仕事を遂行したいと思いました。