こどもの作品の話が続いております。
大量の作品と向き合っていると、
いろんな考えが浮かんできまして…(;'∀')。
1回ここで整理しておかないと
結局同じところで悩んだりつまづいたりしそうだな…
と思ったので、
自分の頭の整理のために書き記しておくことにします。
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転勤族の我が家は、
長女と次女の通う(通った)園が違います。
で、明らかに園によって作品の量が、質が、違うんです。
まず長女。
最初の園は、近所に通えるいくつかの園の園庭開放に行ってみて
長女が「行きたい」と言った園に入りました。
3ヶ月もたたないうちに転勤による引っ越しで退園したので
絵や工作はたくさんはありませんでしたが、
同じクラスの子から寄せ書き(よせ絵?^^)をいただいたりと
短い期間ですがとてもよくしていただきました。
年中さんの夏休みごろから途中入園することになり、
引越し先の近く幼稚園でたったひとつ空きがあった園に転園しました。
その園では
学期末に毎回ファイルにまとめて作品を持ち帰り、
新学期にはまたファイルを持って行って
1年の最後に1冊のファイルを完成させるというやり方。
そのファイルには、子どもの絵以外にも
「この作品を作ることでこういうことが学べます」とか
「こういうところに個性がでます」とか
ひとつひとつ作品の解説がついていたので
その解説を読んで子どもの絵を見るのがおもしろかったです。
紙染め・ちぎり絵・毛糸で編んで模様付けなどなど
素材や技法をいろいろ変えて作品を作っていました。
長女はたくさんの表現方法を学べたんじゃないかなと思います。
次女も同じく、近所から通えるいくつかの園の園庭開放に行ってみて
次女が「行きたい」と選んだ園です。
昨年度末に1年分の作品を持ち帰ってきました。
そのお絵かきの枚数が、とっても少なかったんです。
あれ?この差は?
その差に漠然とモヤモヤしたので、
自分のモヤモヤを分析したところ…
長女はたくさんの作品を持ち帰る園
=作品作りを通してたくさん経験をさせてもらえる良い園
次女はあまり作品がない
=あまり作品作りの経験させてもらえない良くない園
次女の園は、ここでよかったの?
違う園にしたほうがよかったのでは?
次女の園は、長女の園より劣ってる?
私の中でうまれたモヤモヤはこれ⇑でした。
じゃあ。
次女の園は、あまり絵や工作を作らないから”いい園”ではないのか?
いやいや、
たくさん作品を作る園が”いい園”というわけではないよね。
発達ゆっくりの次女の園を選ぶときにアドバイスをいただいたのが、
「体を動かすのが嫌いな子なので、外遊びをたくさん取り入れている園に入れたい」
とか
「じっとしていられない子なので、机に座っている時間の多い、お勉強系の園に入れたい」とか、
親の「子供にこうなってほしい」という思いで園を決めないでほしいということ。
もし自分だったらイヤですよね?と、先生。
身体を動かすよりもひとりで静かに本を読む方が好きなのに、
鉄棒・跳び箱・縄跳び・ボール遊びなどの時間が多い園に入れられたら?
私死ぬほどイヤかも…(;´Д`)
これが、園じゃなくても、
勉強好きじゃないのにめっちゃ勉強しないといけない学校に行ったら、
人と話すのが苦手なのに営業職に移動になったら、
そりゃもうしんどいってもんじゃないでしょう。
逃げたくなる。
「こどもも一緒です。
園に行くのが苦痛で苦痛でしかたないですよね?
なので、親の「こうなってほしい」という思いは、
園選びの判断にはしてほしくないです。」
と、先生から聞きました。
どんな園がいい園かなんて
その子その子で変わるわけで、
絵や工作の少ない多いで
園の良し悪しなんて決められるわけがないってことです。
いま次女が通っている園は持ち帰る作品が少ないかもしれないけど
次女が「いきたい」といった園であり、
自由に遊ぶ時間がたくさんあって、
お友達と関わる経験や
集団生活を学べる経験があるので、
それだけでもう充分!
もしおえかきや工作の経験が少なくて気になったんなら、
自分で家で経験させたらいいだけのこと。
子どもの経験は園がすべてではない。
人数がすくないのですべての先生がすべての子どもと接してくれて、
「今日はお友達との関わりでこういう成長が見えましたよ^^」と
先生からこまめに教えていただけたりと、
こどもたちをとてもよく見て下さってることをひしひし感じます。
次女にとっては充分に”良い園”です。
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こうやって順序立てて考えて、
私の中のモヤモヤはようやく解消されました(笑)
いつも私は無意識に、誰かと、何かと比較する癖があります。
ここ数年の片付けやモノを取捨選択する経験の中で、
「普通はどうだとかじゃなく、私はどうしたい?」
「他の人にとっては必要なモノだけど私には必要ないモノ」
と、自分軸で考えられるようになってきたと思っていたのですが、
まだまだこびりついた習慣はなかなか抜けないですね。
とはいえ、今回モヤモヤから比較的早くに脱出できたので
効果はでているのでしょう(笑)
誰かや何かと比較しない。
良い悪いは、誰かと比較の中からは判断できない。
「あの人の良いモノ・コト」が「わたしに良いモノ・コト」とは限らない。
自分基準で考えよう。
あたらめて、心に留めておきたいと思いました。
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