奨学金を2つ借りて進学した私は、
「欲しいもの、やりたいことは我慢」
「お金を使わないで過ごす」
「より安く買う」
を心がけて、節約節約の日々でした。
その結果、
・2つの奨学金をすべて返済してから結婚できた。
・学生時代に支払い猶予を受けていた国民年金を
結婚前にすべて自分の働いたお金で支払った。
(子供が20歳になったときまだ学生で稼ぐことができない場合、
就職するまで親が国民年金を払っている家庭が多いのかな。
うちはそこまで親に負担をかけられませんでした。)
・結婚式はすべて自分の貯金でまかなった。
(親族の宿泊代・交通費も含む)
・結婚後購入した車はすべて現金払い。
社宅扱いで賃貸物件に住んでいるため、現在ローンは一切なし。
・結婚後コツコツこども1人1口座で貯金をして、
長女の希望する学校(私学)の大学卒業までの学費はすでに貯金できている。
(ただし一部夫の実家からの教育信託を含んでいます)
・次女の口座にも、長女の半分の額は貯金できている。
(こちらも一部夫の実家からの教育信託を含んでいます)
・こどもたちの貯金とは別口座に、
家を買う頭金くらいの貯金がある。
(ピンキリだと思いますが…。↓の車購入代よりは多いです)
・それとは別に、次の車を買う費用300万円を貯めて
すでに夫に渡してある。
(買い替えるタイミングは夫にお任せ)
という現在の状況に至っています。
コツコツ節約して、
お金を使わず、
無駄遣いをせずに暮らしてきて、
これくらいのお金は貯まっている。
でも、いつも「足りない」と思っているんです。
もっともっと節約してお金を貯めないと、生きていけない、と。
長女と次女のお金は進学すれば使ってなくなるものだし、
頭金の額だって、家を建てればすぐなくなる。
夫は車にこだわりがあるので買い替え費用が300万じゃ足りん!と言う。
老後の資金も必要なんだよね?
うん、現状の貯金額では足りないと思うよね…(-_-)
わたし、ミニマリストさんのブログが好きで、
ミニマリストカテゴリーにいらっしゃる
いろんな人のブログを読んでいます。
モノを手放して身軽になり
やりたいことができるようになった話も大好きなんですが、
お金のこともよく話題に出てくるんです。
私の「正しい」と思っていたお金に関する価値観が
ガラリと崩れるような記事をたくさん読んできました。
例えば、ハピコさんのこちらの記事。(数年前の記事ですが)
お金って大河のように
流れているんです。
そこに、自分で溝を掘って
自分にも、お金が流れるようにしているわけですが、
ある程度、貯まったら
今度は、その流れを
また大河に戻してあげないと
自分の池の水が濁ってくるんです。
で、ちゃんと溝がしっかりしていたら
また、水は大河から流れてきます。<上記記事より抜粋>
お金は「貯める」だけじゃいけないらしいのです。
コツコツ貯金するって正しいんじゃないの?!
使ったほうがいいの?!( ゚Д゚)
お金っていうのは、
「自分が楽しい」と思うことに
賛同してくれた人から流れてきて、
また自分も「楽しい」と思うことに
流してあげる。
こうやって流れているのが
幸せなお金の流れなのです。
だから、自分で、その流れを止めてはいけないのです。
止めちゃうと、水が濁ったり、
池が決壊してしまうからね。<同記事より抜粋>
いやもう衝撃でした。
私の中で、貯めるのが正義だったから。
そういう記事を読んだからといっても、
長いあいだその価値観で生きてきたので、
そう簡単には変わりません。
「お金は使ったほうがいいのかな」
「でもやっぱりお金を使ってお金がなくなるのが怖い…」
という気持ちを行ったり来たり。
まだまだ「使いたくない」という気持ちの方が強いんです。
このあいだの新品のダウンを手放した時
「お金、使ってもいいか。
国のお金だし、流通させたほうがいいし。」
という気持ちにはじめてなりました。
無理やり自分にそう思い込ませた、ということもなかったんです。
もともとは国のお金だから手放せたというのが大きいのですが、
以前の私だったら意地でも手放さなかったと思うんですよ。
そしたらね、新品のダウンを手放したあとの1週間で
たくさん頂き物があったんです。
夫と次女が遊んでいたら、ご近所さんがお庭でできたみかんをたくさんくれました。
めっちゃ甘かった!
我が家は毎朝くだものを欠かさず食べるので、とてもありがたかったです。
知り合いの悩みに私が持っている本が参考になりそうだなと本を貸したら
「本を貸してくれた、その気持ちがうれしかった」
「元気が出た」と
本を返してくれるのと一緒にお菓子をいただきました。
おいしかったー(´▽`)
図書カード500円が当選しました。
応募したことさえすっかり忘れていました(笑)
実家の母の畑で採れた芋たちがどっさり届きました。
「すきまがあったからお菓子も入れといたよ」と母。
子どもたちが大好きなお菓子だったので、めちゃめちゃ喜んでいました。
このさつまいもで、おやつに大学芋を作ったり、
握りこぶし大のじゃがいもで、煮物を作ったり。
どれも「おいしい!」と好評でした。
そして、私のがん検診「異常なし」の返事。
健康であることが、現在の私の最大の喜び。
一番うれしい”いただきもの”でした。
健康つながりで言えば、
数年前まで毎日のように「体調が悪い」と電話してきていた母が
いまは忙しく畑に精を出して
収穫のLINEを送ってきてくれることも、うれしい。
この畑で採れた高菜で母が作った高菜漬けも一緒に送られてきました。
おいしかったです。
長女が小さかった10数年前は母の体調が悪すぎて
「母の手料理」なんて食べれなかったもんね。
本当にありがたいことです。
そして、暗雲立ち込めていたPTAの仕事が
うまくいきそうな流れになってきたのも、この週でした。
新品ダウンを中古品買取店に出して約13000円の損失だったわけですが、
その額以上のものをこの1週間で与えてもらってるなーと
なんだかじわじわと感じたんですよ。
「お金が足りない!」と
いつも追い立てられるように節約しなくてもいいのかも。
金額の増減でソワソワと不安に思わなくてもいいのかも。
もちろん無駄遣いはいけませんが、
本当にやりたいこと、
本当に欲しいもの、
わくわくすることにお金を使っていくのはいいことで、
そんなときは「足りなくなる」ということはないのかも。
そんなふうにぼんやりと感じた1週間でした。
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