3月末の引っ越しに向けて、
・原状回復
・不要なモノを捨てる
・必要になるものを買う
という作業を進めています。
今回は、羽子板の話。
夫との結納のとき、結納品として立派なお飾りをいただいたのですが 、
あまりに立派で捨てがたいと、
実家の母がそのお飾りを利用して羽子板を作ってくれました。
※私の地元では、無病息災のお守りとして
女の子が生まれると羽子板を、
男の子が生まれたら破魔弓を贈るという風習があります。
夫の地元ではないようで、夫も義両親も知らない様子でした。
こちらのページ⇓の説明がわかりやすかったので、興味のある方はどうぞ。
女の子の初正月に『羽子板』を贈る前に知っておきたい基礎知識 | 人形の東玉
2019年の片付け作業のときの写真です。
横に大きいサイズのダンボールに羽子板が、縦に大きいサイズのダンボールにガラスケースが入っています。
段ボールの中身はこんな感じでした。
この羽子板、とても大きくて、私は片手では持ち上げられません。
羽子板を飾った状態の写真も、お店の方がつけてくれました。
劣化でシミがついていますね…
その下に、高砂人形や打ち出の小槌。
この中に熊手を持ったおじいちゃんとほうきを持ったおばあちゃんの人形が入っています。
高砂人形は、長寿 と 夫婦円満 の縁起物です。
また、尉(じょう=おじいさん)が持つ熊手には「福をかき集める(財運)」、姥(うば=おばあさん)が持つ箒(ほうき)には「邪気を払う(魔除け)」の意味があり、これは「夫婦ともに助け合い、夫が福(財)を集め、妻が家庭を守り整える」の意味につながります。
高砂人形の由来 白木屋結納店HPより
ありがたい縁起物ですが、我が家には飾るスペースがないです。
そして、
羽子板はお正月に飾るものなのですが(年中飾っても問題ないそうですが)、
転勤族の我が家は年末年始はお互いの実家に帰省しているので
長女が生まれた年の初正月以外 飾ったことがありませんでした。
2019年の夏に、夫両親に夫実家に置かせてもらえないかと打診し了承を得ました。
2019年の年末に持って帰れればよかったのですが、
2019年の年末は夫と子どもたちが飛行機で北海道旅行に行き
そのまま実家に帰省したので
「車に羽子板とガラスケースを載せて帰省する」ということができませんでした。
2020年にはもうコロナ禍、実家に帰省することもままならず、そのままだったんです。
私や実家の母は、人形供養に出すことも検討しましたが、
夫が大反対。
▼お札やお守りなどと一緒にぬいぐるみをお焚き上げしてもらった記事
古いお札・お守り・破魔矢のお焚き上げをお願いすることにしました。
そんなこんなで今回の引っ越しになりまして、
私と子どもたちが借りる31㎡の部屋には到底置いておけないので
夫が1人で借りる44㎡の賃貸に置く予定でした。
ここにきて夫が本気を出してきて、
「早く実家に持ち帰ろう」と。
(自分の借りる部屋には置きたくないということか(-_-))
夫の実家と今私たちが住んでいるところの、ちょうど中間点のところで
お義兄さんと夫が待ち合わせをし、
お義兄さんが夫実家へ持ち帰って下さいました。
次はいつ帰省できるかわかりませんので、
人形用の防虫剤を交換しておきました。
羽子板や高砂人形が飾れる日はいつのことやら…
羽子板があった場所は、子どもたちの一輪車と自転車を。
夫の車部品置きの棚のが見えるようになりましたね。
この自転車が置いてある場所には、今は
夫の引っ越し先に持っていく段ボールが大量に積みあがっています。
羽子板とガラスケースがあるときには
荷造り済のダンボール置き場がなかったので
やっぱりお義兄さんに持ち帰ってもらってよかったです。
夫の車の整備用品などの荷物がたくさんあるらしく、
細々としたものを一生懸命段ボールに詰めながら
「終わる気がしない…
(大量に積みあがった車のカタログはまだ手付かず)」
とつぶやいています。
(生活用品は私が荷造りしていますが、車関係のモノは私が詰めると
どこに何があるのか夫がわからなくなるので一切触りません。)
捨てないなら、持っていきたいなら、
がんばって荷造りするしかないぞ夫よ。(他人事)
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