荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

固定観念を覆すことの難しさよ

先日、次女の学校の面談に行ってきました。

 

次女は算数がとっても苦手。

学校の授業はがんばって聞いているけど、理解のスピードが追い付かない。

 

どうやって次女の苦手を克服したらいい?

私は親としてどう関わればいい?

そう悩んで、面談を申し込んだのでした。

 

 

 

 

先生との面談内容

夏休みのあいだ、算数のなかでも特に苦手な項目3つに絞って毎日コツコツ勉強を続けてきました。

毎日やっているチャレンジタッチとは別に、チャレンジタッチの時間+10分~20分前後の短時間。

それが終われば自由時間で、朝から晩までYouTubeやアマプラ見放題でした。

次女に負担にならないようにと気をつけたつもりです。

 

苦手項目のチャレンジタッチや学校の教科書・ドリルをもう一度いっしょに解いてみたり、YouTube配信やNHKオンデマンドの小学生算数を視聴したり、いろんな方法で取り組んでみました。

 

 

その結果、3つの項目のうち、1つは克服できました。

でも、残り2つがどうしても克服できない。

 

昨日「わかった!」と言ってたことが、今日になると「わかんない」に戻るんです。

それを毎日毎日繰り返す。

ちょっと、いやかなり絶望でした。

 

次女自身も「なんでできないんだろう」と自信を喪失している。

 

ふざけたり、考えていないわけではなく、まじめに取り組んでがんばっているのに。

 

「私の教え方が悪いのか。

 塾とか勉強を教える人を探して、次女のペースに合わせて1対1で教えてくれるところを探したほうがいいのか。」

と私も悩んでしまいました。

 

 

そんな夏休みのあいだの様子も含め、こういうところでつまづいているんだと実際に勉強したノートを見せながら先生に相談しました。

 

 

先生曰く、

 

「たぶん次女ちゃんは

 算数脳じゃないと思うんです。

 できなくていいです。

 その項目、私も小学生時代できなかった。

 大人になるまでに”あれ?わかるぞ?”

 と思う瞬間が来ます。

 苦手なことを毎日やってると”算数きらい”と

 心が即シャットアウトしてしまう。

 塾なんてもってのほか。

 要りません。

 それよりも、次女ちゃんが得意なことや

 好きなことをどんどん伸ばしてあげてほしい。

 そうすると自信が回復できますから。」

 

と。

 

 

確かにその通りで、毎日コツコツ取り組んだ結果、自信を喪失したり、算数きらい!の気持ちが加速しているように感じました。

 

でも先生、

苦手をそのまま放置しても

大丈夫ですか???(;´・ω・)

 

小学2年生で苦手や理解できない項目を残しておくと、次の学年で困らないかと心配です。

 

受験勉強のときとか理解できない問題があると、「前の学年の単元でつまづいていることが原因だったりするので、つまづいた学年の数学、なんなら算数まで戻って勉強しよう」って言われることがありますよね?

”できなくていい”で終わらせちゃうと、小学3年生以降困りませんか?

 

「次女ちゃんがつまづいている単元は

 スポット的にあるところ。

 次の学年で単元として出ません。

 できなくても、そんなに大きな影響はない。

 これから習う九九は影響がありますが、

 次女ちゃんは九九はできると思います。

 リズムよく覚えられるタイプですよ。」

 

とのこと。

 

 

そして、夏休みのあいだ毎日とりくんだノートをみて

 

「お母さん、がんばりすぎ。

 もっと気楽にいきましょう。

 次女ちゃんは国語が得意で作文が上手なので、

 算数が苦手でもそれでいいですよ。

 受験のときに算数(数学)は

 どうしても必須になってきますが、

 過去問を解いておけばなんとかなります!」

 

と言われました。

 

 

 

私は、幼少時からもうずっと

「真面目」「考えすぎ」「頑張りすぎ」

と家族や友達、先生、同僚、上司から延々と言われ続けてきました。

 

また「がんばりすぎ」「考えすぎ」と言われてしまった…( ;∀;)

 

 

自分のことについては

「まぁなんとかなるさ」

と”適当さ”を少し覚えてきたのですが、

子どものこととなるとまだまだ上手くできない。

急に「考えすぎ」「真面目」の根っこが触手をのばすようにほうぼうに広がって心ががんじがらめになるんですよ。

 

 

先生とのお話をまとめると、

・できないことをできるように無理やりやっても逆効果

・次女の好きなこと、得意なことを伸ばすようにし、次女が自信をもてるように関わってみる

ということになりました。

 

帰りながら、だんだんと冷静になって

「いや先生、無責任な。

 大人になるまでにできるようになる保証なんてないじゃないか。」

とツッコんだりもしましたが(笑)

自宅に戻って

「先生は、次女ちゃんがよくがんばってるって言ってたよ。」

と伝えたときの次女の満面の笑みを見たら

「大人になるまでにできるようになるさ」というぐらいの心の余裕が私には必要なんだろうなーと思いました。

 

 

 

 

 

私の固定観念

私の妹・弟は、中学時代に不登校を経験しています。

勉強は苦手だったと思います。

ふたりとも好きなことがあり、好きなことを学べる高校に進学。

高校時代は風邪などで体調不良のとき以外は毎日登校。

卒業後そのまま地元で就職。

手に職を持ち、今も好きな仕事でキャリアを積み働き続けています。

 

私はふたりに比べたら勉強は好きで”できる方”でした。

短大を卒業し、国家資格を取って就職。

出産前まで働いて、出産後に専業主婦に。

長い専業主婦時代を経て、今は国家資格を使わない職種の短時間アルバイト。

 

 

私より勉強が苦手だった妹・弟はいま、私よりも年収は上です。

私は働いていない時期が長かったので、生涯収入もふたりの方が上になるでしょう。

 

 

学校の勉強の良し悪しが人生に直結するわけではない。

 

 

そう身をもってわかっていても、

やっぱり勉強のつまづきはなんとかしなければと思ってしまう。

このままだと子どもが今後困るかもしれないと冷や冷やしてしまう。

子どもを心配するがゆえのことなんですけどね。

何があっても大丈夫だ!

おかーさんが受け止める!

とドンと構えるということができない。

 

 

「真面目」「考えすぎ」「がんばりすぎ」は、やめようと思ってもやめられないんですよ。

あまりにも言われるもんだから自分が嫌いになりました。

この性質は自己防衛本能だから消えないんだ、しょうがないんだ、これが私なんだと受け止められるようになったのはここ最近ようやく。

自分が自分を認めてあげないと誰が認めてくれるの?という言葉をいろんなところで見聞きして少しずつ少しずつ進んできました。

 

まだまだ私の「真面目」「考えすぎ」「がんばりすぎ」が周囲の人を振り回していることがあるので、申し訳ないなーと思っています。

 

 

今回のように先生から指摘してもらったり、いろんな人生を本やブログで知ること、そして内省したことをブログにアウトプットしていく作業をする。

そうやって『1歩進んで2歩下がる』を繰り返して繰り返して、ガッチガチの固定観念を”ちょうどいい塩梅”の形に仕上げていければいいなーと思っています。

 

…って真面目か( 笑)

 

 

 

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