以前、こちらの記事で「ラクマに出品したけど売れ残っている本が2冊ある」と書きました。
その後、あらためて同じ本が過去いくらで売れているか確認。
過去に売れた値段に設定し直してみると、即日売れました。
ラクマで出品する際、値段の入力時に「過去の売れ筋のお値段は〇〇円です」とアドバイスが出るので、その値段を参考にして値付けをしていました。
美品とはいいがたいので、そのお値段より下げて設定していたんですけどね。
最初の値段より下げて、ようやく売れました。
はい、この通り「売却済」のページに2冊追加。
※大きく覆っている部分は昨年中に売れた本です。
出品中の商品はありません。
売上金は2冊で322円でした。
よかったよかった。
とは思ってなくて。
中古本の売買って、
この本を書いた作者さんや出版社さんには何の報酬も入らないんですよね。
売ってる身で何言ってるの?
と思われそうですが、
作家さんや出版社さんに申し訳ないな~と思う気持ちもどこかあるんですよ。
本に限らず、
作品を作って世に送り出すのってとっても大変じゃないですか。
作品が売れれば報酬が入るわけですが、
中古品の売買によって生じた報酬は作家さんや出版社さんには入らない。
私やフリマアプリ運営側(ラクマ)に入ります。
そこに申し訳なさを感じます。
家でずっと本が眠ったままになっているより、誰かに読んでもらいたいと思うから出品します。
ちょっとでも高く売れるといいなと思うので、ブックオフの持ち込みはなく、個人でフリマアプリを使って売っています。
売れないときはお値段を下げてみます。
それで売れると、今後同じ本を売る人はそのお値段に設定しないと売れにくくなってしまうんですよね。
(買う側が「過去にあの値段で販売されていたからこれは高い」と避ける傾向があると思います。)
『私が値段を下げて売った』=『私が本の価値を下げた』とちょっと責任を感じてしまうんですよ。
また、実店舗で定価で売っている本がとても高く感じてしまい、販売数が伸びないのでは…とか想像してしまいます。
「中古はなんかイヤ」
「本屋さんでなんとなくぶらつきながら新刊との出会いを楽しみたい」
「この作者の本は予約してでも新刊を買う」
などいろんな価値観があるので、
定価の新刊が売れなくなることはないと思いますが、中古本の販売は新刊売上のブレーキになってるかも??という懸念はある。
そこに自分が加担しちゃってるのがなんか申し訳ないな、と思う。
絶版の本に出会えるというメリットも中古本販売にはあるとは思うんですけどね…。
あとは、中古本でお安くなったぶん手に入れやすくなれば、いろんな作家さんとの出会いが増え、推しの作家さんが見つかった!みたいなパターンもあるかしら。…ないかしら。これはどちらかというと図書館のメリットかしら。
申し訳ないなーと思ってるなんて書きながら、
ラクマの売上金(楽天キャッシュ)を使って
ラクマで2冊の中古本を購入しました。えええ
ずっと読んでみたかった本です。
ドミニック・ローホーさんの本なんて、紹介記事を読んでから10年近く経ってるよ...
たまたま先日いつも見ているYouTubeで紹介されていて、
「あ、読みたかった本だ」
「読みたいと思ったときに読んでみるというのが今年の目標だった」
と即購入しました。
新刊ではなく、中古で。
楽天ポイント&楽天キャッシュが私のお小遣いなので、中古じゃないと2冊買えなかったんですよ(;´・ω・)
あ、そうだった。
『やりたいと思ったときに「もったいないかも」と思ってためらうな』というのも今年の目標でしたね。
家計から出すべきだったかも(笑)
その辺の兼ね合いが難しいですね。
まぁ、家計が赤字になってでも買うぞ!というわけにはいかないので、中古本と新刊と状況に応じて買い分けていくと思います。
それと、近所の図書館の品揃えがとっても寂しいので、自転車を漕いで大きい図書館まで足をのばしてみようかな。
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