荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

つみたてNISA(旧)を始めたきっかけ と 2024年9月の現状

しばらく使う予定のないお金をそのまま銀行口座に放置しておくよりも、投資に回した方がいい。

株とかFXとか、上がった下がった売るか買うかとヒヤヒヤするのが怖いなら、毎月コツコツ積み立ててほったらかしにしておける長期積立型がいい。

つみたてNISA、始めてみては。

 

 

そんな記事を、コロナ禍前からいろんなところでずーーーーっと目にはしていて。

 

気になるなら動いてみようと、2020年に資料を取り寄せて証券口座を開く手続きまでは済ませていました。

さて何を選ぶ?というところで受検やら引っ越しやらで忙しく、ストップ。

 

2021年3月末に引っ越し完了。

4月に引っ越し先の銀行に住所変更の手続きに行ったとき

「投資信託をしませんか。

 今日手続きができますよ。」

と提案されました。

 

その銀行は三井住友銀行。

とくに利用目的はないのだけれど、親類のお付き合いでどうしても口座を開設&持ち続けていなくてはいけなくて。

どうせ動かない口座なら当面使う予定のないお金を寝かすにはちょうどいいかもと、家を買う頭金として使おうかな~くらいの漠然とした目的で余ったお金をとりあえずつっこんでおりました。

 

口座の履歴を見れば、そういうのも一目瞭然ですね。

一度も引き出すことなくある程度まとまった額があったので

「このまま口座においておくなら投資はいかがですか」

と行員さんが投資信託をすすめたくなるのもわかります。

 

ただ。

子どもの通う学校近くに引っ越すことになり、私の人生プランから『家を買う』ことは外し(またはかなりの先送りにし)、三井住友銀行に頭金用として貯めていたお金はそのままそっくり家賃に充てようと考えたタイミングだったんですよね。

夫の単身赴任と、私と子どもたちの3人暮らしの諸々を計算すると、夫の給与だけでは暮らせないと試算していたので、当面は貯金を崩しながら暮らすつもりだったんです。

 

なので、

投資信託の話をされたときに一番最初に思ったのは

「家賃が払えなくなったら困るから、この口座のお金一円たりとも減らしたくない。」

という気持ち。

 

何の知識も準備も覚悟もしてないのにいきなり投資信託なんて始められないわ!

損したらどうすんの!

という気持ち。

 

同時に

今やらなかったら私は一生やらずに終わるだろうなぁ…

という気持ちもありました。

 

 

 

 

 

素直に言いました。

 

これは今後、数年間分の家賃に充てる予定のお金なので、減ったら困るんですよね。

ただ、つみたてNISAにはずっと興味は持っていました。

 

と。

 

 

良いカモですね(笑)

興味はあるなんて言ったら絶対どんどん話をすすめてきますよね(笑)

 

金融商品を買うとき窓口で「良い商品はないですか?」と聞いて買うのが一番ダメだという話を聞きます。

私は一番ダメなことをしたということです。

みなさまは是非ご自身でよく考えてご購入くださいね(;'∀')

 

 

 

当時の銀行員さんから説明されたお話を、この記事にまとめていきます。

 

※2021年4月時点の、旧つみたてNISAの話です。今現在は商品がなかったり手続き方法が異なる場合があります。

※私のメモをもとに記事にしているので誤りがある可能性があります。

※投資信託や金融商品をおすすめする記事ではありません。

 

提示された3つのファンド

 

①三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。

 海外企業の成長に期待している方への商品。

 

⓶三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

 TOPIXの動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。

 身近な存在である日本企業の成長に期待している方への商品。

 

③ブラックロック・つみたて・グルーバルバランスファンド

 国内外の債券および株式ならびに海外の不動産投資信託証券(REIT)を代表する指数で構成される複合インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行う。

 景気に左右されにくい分散投資をしたい方や、株式だけでなく債券等さまざまな資産に投資をしたい方への商品。

 

 

投資信託の記事を読んでいたので知っているワードはありなんとなく意味はわかりましたが、「じゃあこれで」と即答できるほどの知識はありませんでした。

 

銀行員さんからは

「この3つの中だと、そんなに利益は増えないけれど手元のお金は減りにくいかも…」

と③をおすすめされました。

(もちろん減らないとは絶対言えないし元本割れすることはゼロではないです!という説明もありました)

 

じゃあ③がいいですねーと伝える。

 

 

積立額は4コース

①毎月1万円

⓶毎月2万円

③毎月3万円

④毎月3万円+ボーナス月5万円

 

コースの変更は途中でもできること、変更手続きは窓口でできますと、あわせて説明を受けました。

 

ざっくり試算

月3万は無理ですね~と言うと、『各資産に積立投資した場合のシミュレーション』と書かれたグラフをもとに、以下のような試算を出されました。

 

A.ブラックロック・つみたて・グルーバルバランスファンドを月1万円で運用する場合

  ⇒ 2018年1月~開始 3年で1万円の利益

 

B.ブラックロック・つみたて・グルーバルバランスファンドを月2万円で運用する場合

  ⇒ 2018年1月~開始 3年で8万円の利益

 

 

ふむ、確かに差は大きい。

だがしかし、リスクは取りたくないのよねぇ。

 

月1万円がいいですねーと伝えました。

 

 

あれやこれや

ほかにも気になっていたことをあれこれ質問。

 

Q1.通帳やら暗証番号やら印鑑やら増えすぎると私は管理できない!投資信託始めることになったら増えますよね?

 

A.投資信託を始めることで新たな通帳は発行しません。なので通帳は増えません。

 

 

Q2.通帳がなかったら、投資した金額やどれくらい増減しているかはどこで確認できるの?

 

A.三井住友銀行のアプリで24時間確認できます。普通口座と投信口座は別々のアプリではなく1つのアプリでみることができます。暗証番号は今までお使いになっているものだけで大丈夫です。(投信用の暗証番号は不要)

 

 

Q3.実際にはどうやって毎月1万円を支払うの?

 

A.いまお持ちの三井住友銀行の口座から、毎月1万円を自動で引き落とします。引き落とされたことはアプリで確認できます。

 

 

 

Q4.毎月の積立をやめたいときはどうするの?

 

A.アプリで手続きできますが、電話で連絡確認をすることがあります。

 

 

 

Q5.投資信託の口座からお金を引き出したいときは?

 

A.お電話か直接窓口に来ていただいて手続きをします。引き出した金額は口座にお振込みいたします。

 

 

 

いろいろ話を聞いて、投信をするにあたって自分が具体的にやらなければいけないことのイメージがつかめ、ようやくつみたてNISAを始める覚悟ができました。

 

 

住所変更の手続きを終えて、そのままつみたてNISAの手続きにすすみ、アプリの使い方も教えてもらい、投資信託デビューとなりました。

 

 

 

2024年9月現在も、毎月10日に自動で1万円が引き落とされています。

私は何にも操作することなく勝手に積み立てられているので放置したまま。

 

前日に「1万円引き落としますよ~」と三井住友銀行からメールが届きますが、引き落とし日には残高等の確認はしません。

毎月末、三井住友銀行のアプリで家賃を振り込む手続きをしているので、ついでに投資信託の様子をさらっとチェックしています。

 

 

2021年5月10日から2024年9月10日まで、41ヵ月で積み立てた金額は41万円。

 

9月24日時点での評価額はおいくらでしょう。

 



評価額は約50万円。

 

毎月1万円積み立て続けて、ざっくり家賃1ヵ月分くらい増えました。

 

 

銀行口座に寝かせておいても利息は数百円もつかない時代。

「使う予定がないお金は投信に回せ、お金に働いてもらえ」というのはなるほどこういうことか~とようやく実感できてきたところです。

 

 

これから減る可能性も元本割れする可能性もあるわけですから、

「やってよかった!」

なんて言うにはまだまだ早すぎますが、

やってみなかったら『お金に働いてもらう』という感覚は絶対わからなかったなと思います。

 

 

ちなみに、この旧つみたてNISAだけでお腹いっぱいで、新NISAはまったく手つかず。

 

欲をかかず、今ある投信をしばらく見守ってみます。

 

 

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