ここ数週間、小学4年生の次女が日本地図を覚えていました。
4年生の初めの方に、国語の授業で県の漢字の勉強がありました。
県名って、ちょこちょこ難しいのがありますよね。
石川や山口のような1年生で習う漢字で書ける県名はいいのだけど、愛媛とか新潟とか画数の多い漢字は苦戦。
その単元を習う期間でなんとか漢字で書けるようにはなったものの、その県が日本のどこにあるのかを全部覚えるまでには至りませんでした。
1年のまとめテストがじゃんじゃん実施されるこの時期。
白地図に県名を書き込んでいくテストがあるという予告がされ、やばい!まだ県の場所覚えてない!となり、親子で必死に覚えました。
一番役に立ったのが、くもんの日本地図パズル。
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私が小学生のとき母の職場の人からお下がりでもらい、おもしろくてひたすらやっているうちに県名と場所を覚えたんですよ。
なので、自分の子供にも絶対買ってあげたいと思い、長女が小学生のときに購入。
次女がこのパズルをやり始めたのは小学校入学してからです。
これやってみたら~?と広げたら、教えなくても1人でもくもくとはめていき、漢字が読めなくてもパズルだから完成できるのがいい。
最初は地方ごとに色分けされた「基本ピース」、それができるようになったら白一色の「発展ピース」でパズルを楽しんでいました。
ずっと遊んでいたかといえばそうでもなく。
数か月に1回とか、急に思い出したようにひっぱり出して遊ぶ時期があるくらい。
そんなゆるい感じでも、2年生になるまでに1人で白一色の発展ピースで完成できるようになりました。
初めて一人で発展ピースを完成させたときの記念写真
次女はお勉強ができるタイプではなく、小学1年生の画数の少ない漢字を定着させるのに半年以上かかったり、つい最近まで1ケタのくりあがりの足し算をするのに両手の指を使って計算していたりと、がんばって机に向かっていてもなかなか成果の出ない子です。
そんな子でも「できた!」を経験できる地図パズル。
ベストセラーの知育玩具なのはうなずけます。
私や長女がそうだったように、次女もこの調子で県名や場所を勝手に覚えてくれたらいいな~と思っていましたが、次女はそう甘くはなかった。
パズルを完成させるスピードは速くなっていても、県名ではなく、ピースの形で覚えているだけ。
今度日本地図のテストをやるよ~と予備テストをされたときの結果は、47都道府県中13都道府県と、散々たるものでした。
これはイカンねと親子で取り組んだやり方は、
①県名の漢字を覚える
②県の場所を覚える
と別々に取り組むこと。
「白地図のプリントに県名を書き込む」というテスト形式を何度繰り返しても、場所がわかるけど漢字が書けないとか、漢字はかけるけど場所を間違えているとか、なかなか点につながらなかったんですね。もう親子でストレスを抱えちゃって。なので別々にやることにしました。
①は、4年生の初めのころに習った県名ですっかり書けなくなっているものがあったので、もう一度覚え直し。漢字のノートに私がふりがなを書き、次女はそこに漢字を書きこむ。それを何度か繰り返し覚えさせました。
②の県の場所を覚えるのは、くもんの地図パズルの出番。
ひとりでやるとちゃかちゃか県名を見ずにはめていってしまうので、次女がわかった県を指さして教えてもらい、正解したらはめるという流れでパズルを完成させました。
次女「ここ山形!」 母「正解!」
漢字を覚えること、場所を覚えること、それらを別々に取り組む。
漢字の書きの練習は嫌がるんだけど、この地図パズルは何度でもやりたがるので、勉強嫌いの次女が場所を覚えるのに本当に役立ちました。
くもん、ありがとう!
その他にも役立ったのが、【進研ゼミ小学講座】 。
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我が家は進研ゼミのタブレット教材 チャレンジタッチを受講しています。
3月号のチャレンジタッチで日本地図の覚え方を配信していて、小学生が間違えやすい県を覚えやすいように語呂あわせを作ってくれていたんです。
たとえば島根県と鳥取県の並びとか、群馬県と栃木県の並びとか、名前や形が似ている県は、その土地に馴染みのない小学生では正確に場所を覚えるのは難しいもの。
それらを語呂で覚えられるように、イラストも交えながら教えてくれていました。
覚えるのが苦手な次女も、語呂のイラストが印象に残ったようで、語呂を口ずさみながらくもんの地図パズルをやっていた。
パズルのパーツの形としてだけじゃなく、県の配置として覚えることもできたのは、進研ゼミの語呂合わせのおかげかなと思います。
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くもんにも進研ゼミにも頼らず覚えさせることは、残念ながら私にはできなかったです。
我が家は転勤族なので、住んだことのある場所、祖父母が住んでいる場所など、ゆかりのある都道府県はたくさんあります。
「ここはお母さんが生まれたところで、ばあちゃんが今も住んでいるよ」
「ここはお父さんが生まれたところで、ばあばとかいとこちゃんたちが住んでいるね」
「長女ちゃんが生まれたのはここ」
「次女ちゃんが生まれたのはここ」
「ここは ばあばと遊びに行ったね」
「お父さんとお母さんが出会ったのはここ」
などストーリーに関連付けたら記憶に残りやすいかなと思ったものの、
「ここはお父さんとお母さんが出会ったのはわかるんだけど、何県だったっけ~アハハ(´▽`)ハハハ」
といった具合に、次女が覚えるためにはまったく効果がありませんでした(´Д⊂ヽ
いろんな子どもたちの学びを応援してきたノウハウを持つ進研ゼミやくもんにガンガン頼って、子育てしております。
そうやって週数間取り組んだおかげで、本番のテストは
場所は全問正解!
漢字は1つだけ思い出せなかった!
という結果になりました。
兵庫の庫が思い出せなかったんだって。
英語の語しか思いつかなかった…と。
「金庫の庫だよ」「金庫の庫か!」っていうやりとりを何度も繰り返したんですけどねぇ…
あとよく「福岡」が「福山」になるし「岡山」は「山岡」になるし「広島」が「福島」になる(´Д⊂ヽ
お父さんとお母さんの出会った場所を覚えてくれてよかった(笑)
すごい進歩!
がんばったね次女ちゃん。
地方を覚えるとか、県庁所在地を覚えるとか、まだまだやることはありますが、ひとつずつ積み重ねていきたいと思います。
余談ですが、くもんの地図パズルの好きなところがもう一つ。
普通のパズルとちがって、片付けやすいこと!
パズルのパーツは袋に入れて仕舞い、
地図の盤をパタンと折り畳んで収納完了。
本棚に収まってくれるので大好きです。
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