少し前に話題になっていたこちらの本を買って読んでみました。
こういうムック本は最近は買っていませんでした。今回は、いつも拝見しているブロガーさんが掲載されているので気になって購入。
『年収200万円で豊かに暮らす』という書名ですが、結論から言うと、ここに掲載されている方たちが年収200万円で暮らしているかどうかは、この書籍に一切書いてないのでわかりません。
節約しているのに、決して我慢しているわけではなく、むしろ節約していることで自分らしく快適に暮らしている方のアイデアをご紹介します。
はじめに より
とあるように、漫画家さん、インスタグラマーさん、ブロガーさんの節約の方法やお金についての考え方が掲載されている本です。
”年収200万円”という言葉は、4ページと8ページだけ。
「年収200万円しかないから貯まらない、節約しても効果がないと思い込んでいないでしょうか」という横山さんの問いかけと、おづまりこさんの紹介部分。
「年収200万円でこうやって暮らしていますよ」
ということは書いていません。
この本を監修した横山さんが出版した『年収200万円からの貯金生活宣言』の貯金生活シリーズが累計100万部を超えるベストセラーになっていたり、
インタビューを受けたおづまりこさんが『おひとりさまのゆたかな年収200万円生活』のシリーズを発行されているから、
「年収200万円」という言葉を書名に入れたのかな。
この書名にしなければ炎上しなかったのでは?
こういうムック本は過去にもたくさんあったのに、なぜこの本だけ炎上?と思ってしまった(;'∀')
皆さま、日々の生活が潤っている上に、節約ぶりにとても高い成果を上げています。お金がなくても、物が少なくても、かえってそのほうが生き生きと暮らしているようです。
と横山さんが書いていますが、
掲載している方たちが実際に物が少ない・お金が少ない人なのか書籍だけだとわからないのが残念でした。
(掲載されているお二人のブロガーさんはいつもブログを拝見しているので、モノが少ないことやお金の管理を工夫されていることは知っていますが、私はインスタグラムをしていないので他の方がどんな暮らしをしているのかわからなかったです…。)
ただ、取り上げられている方たちは皆さん自分のことをよくわかっていて、生活を楽しんでいるなーという印象を受けました。
何が好きか
何が嫌いか
何が心地よいか
何が不快か
どんな生活を送りたいか
そういう自分の棚卸をすませて、
限りあるお金を自分が好きなこと・モノ、心地よいと思うことに優先して使っておられます。
家族構成、仕事、健康状態などによって、お金の使い方は変わるし、節約方法もできること・できないことがありますよね。
例えば、
買い出しの方法はどうしているか?というページひとつを読んでも、
Aさんは「買い物の回数を減らすことで余計なものを買うことが減り、節約になった」と言い、
Bさんは「スーパーに行くのは私にとっての運動だから回数は減らさない」と言っています。
Cさんは「コンビニで飲み物を買わない。そのためにネットでペットボトルの水をまとめ買いして水を持ち歩きます。」と言い、
Dさんは「ペットボトルを買わないためにポット型浄水器を購入しています」と言っています。
一見すると相反する方法だけど、それぞれ自分に合った方法を考えて実行して、節約の効果を上げているんですよね。
ほかにも、餃子が作りたいからキャベツがほしいと思っても「安いキャベツに出会うまで待つ」「運よく出会ったら買う」という方がいて、おもしろ(゚∀゚)!と思いました。ご自身でも「一人暮らしで時間に余裕があるからできること」と理解されています。
雑誌の節約情報をそのまま丸呑みするんじゃなくて、自分の生活にはそれが合うのかを吟味し判断したうえで取り入れ、マイルールを作りあげて節約する。
掲載されている方の暮らしぶりに、節約の苦しさは見えなかったです。
みなさんに共通するのは
「これが楽しい、これがやりたい、これにお金を注ぎたい。
だから、こっちはやめる、減らす。」
というスタイル。
誰一人として「ふつうは」「一般的には」「みんながこうしているから」という理由で節約していません。
何かを買うときにも「ふつうは持っているものだから」「みんなが持っているから」では買わない。
このあたりは、ミニマリスト、ミニマルライフではもう当たり前になっていることですね(笑)
「ふつう」や「一般的」に合わすと苦しくなるのはよーーくわかります(笑)
なので、掲載されている節約術や考え方はとっても共感するものが多く、いま自分でも実際にやっていることがけっこうありました。
励まされましたよー(´▽`)
お金がたくさんあって、
あっちもこっちもやりたいこと全部やる!
何ひとつ我慢しない!
というのも楽しい生き方かもしれません。
人それぞれなので、そういう価値観も決して否定しません。
でももし、私にたっぷりのお金があっても
私の身体はひとつだけだし
私にはそれだけの気力も体力もないので
全部やりきれないだろうなー。
私にはミニマルな生活があってるな―としみじみ思いました。
というわけで、
この本に掲載されている節約の実例や考え方は楽しく読ませていただきました。
どれかひとつでも構いません。今すぐできそうなものから、ぜひ試してみてください。
と横山さんがおっしゃっていますが、
掲載されているもので実行していないことは格安スマホへの乗り換え。
できる?いやできないかも‥‥((((;゚Д゚))))
スマートフォンの料金プランを自分で変更するのもまぁまぁ不安だったよ…?
このあたりは自分の性格と相談しながら、
赤字家計を改善すべく
無理しない方法で考えたいと思います…(苦笑)
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