荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

自分の人生に無駄なことはひとつもない。

前回から、片付けと関係ない話ばかりですみません^^;

 

 

最近、園のPTAの仕事がない日は、

長女の学校にトイレ掃除のボランティアに行っています。

 

 

昨年学校のPTA委員だったのでトイレを使うことがあったのですが

「ホコリが多くて汚いなぁ…私が掃除したいなぁ…」

といつも思っていたんです。

 

 

そうしたら、このコロナ禍。

子どもにトイレ掃除をさせると感染の危険があるということから

学校から掃除のボランティア募集のお知らせが来ました。

(自治体により対応が異なるようです)

 

「よっしゃ!トイレ掃除ができる!(`・ω・´)」

と思った私は変人でしょうか(笑)

 

 

先生方は消毒で精一杯で、

トイレ掃除まで手が回らなかったようで

最初に参加した時にはそれはそれはとっっっっっても汚れていました。

 

学校のトイレ掃除のやり方に沿ってトイレ掃除をすると、

汚れが蓄積されていたこともあって

1ヵ所掃除するのに1時間以上かかりました。

 

 

Gの卵やフンをいたるところで見つけるし、

う〇ちが便器じゃないところについているし、

決して楽じゃないんですけど、

それでもきれいになったトイレを見るとすがすがしくて、爽快で、

気持ちが晴々とします。

 

 

ああ、この感じ。

どこかで感じたことがある。

 

………

 

そうだ、実家だ(`・ω・´)

 

帰省するたびに、

実家の不要品の処分と同時進行で

家事ができなくなっていた母の代わりに、

溜まった汚れと格闘して

きれいにして帰るのが私の仕事でした。

そして、父親がひとり使うトイレが、けた違いに汚かったんだった。

 

「父親の汚したトイレをピッカピカにキレイに磨き上げて満足して帰る」というときの気持ちと、学校のトイレ掃除のときの気持ちがまったく一緒(笑)

 

 

父親のトイレ掃除をしていたおかげで、

いつの間にか「汚いトイレ」への免疫がついてたんですね。

 

 

人生に無駄なことはひとつもないですね…

 

 

学校のトイレが汚くても全然平気。

 

むしろ汚いトイレほど「ぜったいキレイにしてやる!」とメラメラやる気があふれてくる(やっぱり変人w)

 

ビフォーアフターの差が大きければ大きいほどいい(変人すぎるアハハ(´▽`)ハハ)

 

 

他の場所を掃除していた保護者がたまたま通りかかって、

「えっ?! ここだけすごくキレイ!」

とつぶやいて通ったり、

 

掃除中にトイレに入った男子が教室に戻って

「トイレでやばいことが起きてる!」と先生に言って

先生が「何か問題が起きましたか!」と飛んできたり、

(トイレがピカピカでびっくりしたんでしょうね^^とニコニコ戻って行かれました)

 

私のトイレ掃除の根性の入れ方が、

どうやら他の人と格段に違うようです(笑)

 

 

実家片付け&掃除がこんなところで役立つとは…

 

 

 

トイレ掃除のボランティアをするたびに、

こんな自分でも評価されることがあるんだということがうれしくて

自己肯定感がとってもあがっています。

 

先生方から「いつもありがとうございます!」と感謝の声をかけていただきますが、とんでもない。

 

こちらがボランティア”させてもらってる”という感覚。

トイレ掃除を”させてもらってありがたいなぁ”とじわじわ泣けてきたこともあります。

 

 

トイレ掃除で泣くなんて…と自分でもびっくりしました。

片付けにハマったのと同じ時期によく読んでいたこちらの本の著者 舛田さんも、

”そうじをしていて感謝の気持ちが溢れてきて涙が出た”という一文があったのを思い出しました。

 

掃除がしたくなる本です。

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

  • 作者:舛田 光洋
  • 発売日: 2005/07/23
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 トイレ掃除と言えばこの方でしょうか。

 できることからコツコツと。鍵山さんの「ごみひとつ拾えない人間に何ができようか(どんな大きな事業ができるというのか)」というような言葉だったと思うのですが、その言葉をいつも胸に置いておくようにしています。

 

 

 

 時間があるときにしかいけませんが、

先生方のお手伝いのため、

子どもたちの感染予防のため、

自分の心の洗浄のため、

トイレ掃除のボランティアに励もうと思います。

 

きっとこの経験も、このあとの人生の何かのときに役立つのでしょうね。^^