古い賃貸の浴室タイルと格闘しています。
ハイターを使ってカビや汚れをキレイにした話。
ハイターでもキレイにならなかった話。
そして今回は、目地の汚れ・欠けをなんとかした話です。
DIY初心者ができることは。
ホームセンターで、こんな商品を見つけました。
ステックのりの要領で使え、欠けた目地の部分にパテを塗りこみ、付属のスポンジでならして修繕するというもの。
通常ならパテを埋めるときはマスキングテープで目地の周囲を養生するようですが、こちらの商品はマスキングテープを貼らずに余分なパテを最後に拭き取ればOK。
⇓使い方の動画が見れます。
こ、これなら私のような不器用な人間でもできるかも!
狭い賃貸ゆえ「DIYの材料や道具を置く場所がない(;´Д`)」という状況でも、スティックのり1本サイズぐらいは増えても大丈夫!(笑)
と思い、買ってきました。
いざ、DIY!
Before/After
パテで埋めたい場所がたくさんあったので、
自分がわかるようにナンバリングしています^^;
わかりやすいBefore/Afterをお見せしますね。
1.まだら欠け
<Before>
⇓
目地の上にパテを置き、スポンジでならす
⇓
余分なパテを濡れ雑巾で拭き取る
⇓
<After>
2.完全なる穴
<Before>
⇓
たっぷりとパテを置き、
⇓
パテを埋め込む。
⇓
余分なパテを濡れ雑巾で拭き取る。
⇓
<After>
3.頑固な汚れ
<Before>
⇓
<After>
<Before>
⇓
<After>
4.劣化?
床の目地で、紫色に変色している部分がありました。
最初は「よくお風呂で見るピンクカビか?」と思っていましたがこすっても取れない。
劣化でしょうか?
そこをパテで埋めてみました。
<Before>
⇓
<After>
埋めたところだけ真っ白!(笑)
⇓
<AfterのAfter>
パテが尽きるまで埋めました。
施工してみた感想
1.正直、素人感が出る
近くで見ると「カンペキ!」とは言い難い出来です。
私が埋めた部分と比較するとよくわかります。
<プロの施工>
<私の施工>
パテが均一に塗れていません。
目地の溝からはみ出てしまったパテもキレイに拭えていないですね…。
私が不器用だからでしょうか…。
面倒でも、マスキングテープで養生した方がキレイに仕上がりそうです。
ちなみにタイルに残ったパテは指でカリカリやると簡単に取れます。
数日経ってからも取れたので、焦らないでいいです。
2.新しく埋める前に、古い目地削りはやったほうがいい
ちがう商品ですが、
「古い目地を削り取ってから新しいパテを塗る」
と説明しているYouTubeもありました。
私はその作業をせずに、どんどん埋めていきました。
欠けている部分を埋める場合は問題なかったですが、欠けがなく汚れているだけの部分は、目地自体はきちんと埋まっているところが多かったので、そのまま上にパテを重ねてしまうと高さが出てしまうせいで雑巾で拭き取るときに一緒にパテも取れてしまうことがありました。
十字の部分、目地が盛り上がってるのがわかるでしょうか?
ここは欠けてなくて強い汚れがあった場所。
汚れた部分を削ってから新たなパテを埋める方がよかったようです…。
(せっかくパテを塗って汚れを隠したのに、ぞうきんで拭くとパテも取れてまた汚れがコンニチワしてくる…パテの無駄遣い…)
自己流でやってしまったがために仕上がりの美しさに差が出てしまいました。
目地をキレイに埋めるって、やはり職人さん技なのだなぁ…。
3.遠くから見ればキレイに見える
近くで見ると素人感がぬぐえませんが、
遠くからみるとキレイです。
立ち位置・撮影箇所は変えずに、視点の高さだけ変えて見てみましょう。
<接写>
<膝立ちの高さから>
<起立の姿勢から>
浴槽に隠れる範囲のタイルも、起立の姿勢から見てみると、
とてもキレイに見えます。
目地を欠けたままにしておくよりは、やってよかったんじゃないかなと個人的には思っています。
4.DIY初心者にはオススメ
このメジスティックに入っているパテは1本あたり35g。
今回、
・浴室手前半分…欠けや汚れの部分 38カ所
・浴室奥半分…床から上タイル2枚分の目地すべて
・床の一部
をパテで覆う作業に、
合計3本を使いました。
じつは、他にも埋めたいところがあるのですが売り切れでした…
(浴槽を置いている場所の床。普段は隠れて見えませんがここまでやったら気になる!)
数か所の欠け程度の補修なら、メジスティックの気軽さは適任。
範囲が広ければもっと容量のあるパテを買う必要がありますが、DIY初心者にはどれくらいパテがいるのか見当もつかないもの。
「とりあえずお試しに」というとき感覚をつかむのにオススメな商品だと思いました。
注意点
1.乾燥時間を考えて施工するタイミングは計画的に
パテの乾燥には最低でも6時間、完全乾燥には24時間必要だそう。
入浴時間を考えて施工しましょう。
我が家は休みの前日に施工し、その日は入浴しませんでした。
(1日くらいお風呂がなくても平気な人です)
2.賃貸の場合は大家さんに相談するのがベター
思いっきり自己流でやってしまった私が言う?という感じですが(苦笑)
私はこれまで、ホームセンターで販売されている「床のキズ隠し」や「壁紙の小さな穴隠し」の補修用品を、長い賃貸生活で普通に使ってきました。
そのような補修用品を使う際には、大家さんには相談していません。
(たとえば「押しピンの穴を補修材で埋めてもいいですか?」という連絡はしなかった、ということです)
それと同じ感覚で「タイル目地のパテ埋め」を施工しましたが、
仕上がりの出来が素人感満載だったのを見ると、大家さんに相談してからやるのがベターだなと思いました。
(欠けたところから水が入って建物の傷みにつながるということなので、本来なら大家さんがやることかと。我が家の大家さんは欠けてるの知ってて貸し出しておられるので、いーや自分でなんとかする!とちょっと投げやりでしたハイ…。)
もし何かのはずみでタイルを割ってしまったとか目地が欠けてしまったとかいう場合は、大家さんに伝えてプロにキレイに修繕してもらった方がいいと思います。
まとめ
古い浴室のタイル目地の汚れをハイターでキレイにし、ハイターで落ち切らなかった汚れや劣化した目地をパテで埋める作業をしました。
記事にするとあっという間ですが、
・ハイターの作業に2日間
・目地埋めの作業に3日間
(24時間入浴出来ないので数日間開けて施工しており、パテを始めてから終わるまで10日間かけました)
とかなり時間がかかっています。
すごーーーく大変でした!(笑)
目地が白くなったことで、
浴室がワントーン明るくなりました。
とてもうれしいです。(´▽`)
ただ、
もうちょっとキレイに仕上げたかったな~というのが正直な気持ちです。
時間があったら再挑戦したい…いや他にもやることあるしな…
次回もお風呂に関する記事が続きまーす。
*********************
ブログ村のランキングに参加しています。
↓のダンボールを押すとポイントが入ってushioが喜びます(´▽`)