いつも拝読しているブロガーさんの記事で、
「そうそう!そうなのよ!」と思うことがありました。
自分の体験談を交えてちょっと語りたい。
他人の服なんて、誰も見ちゃいないのか、否か
1年間を通して15着という少ない数で暮らしておられる、すずひさん。
ミニマリストカテゴリーで常にトップを走っておられました。
現在はちがうカテゴリーに変わっておられますが、すずひさんに選ばれる服・バッグ・靴の変遷や、すずひさんが選ぶときの視点、服以外にも人との関わり方など勉強になることが多く、読者登録をして更新のたびに読んでおります。
で、先日更新されたこちらの記事なんですが。
他人の服なんて誰も見ちゃいないよ、というのは、
半分は本当のことなのだろうな、と思う。
けれどそれって
「とくに興味のない対象」に対してそうなだけ、であって、 ← 言い方
なんとなく気になる対象であるなら。
(略)
そういうお相手であるならば。
人は、ものすごく その人の「服」を見ると思います。
いや、ほんとそれな(`・ω・´) ←言い方
私はあまり他人に興味が無いので、人の服装はそう見ておりません(笑)
私自身が”興味の対象”として見られたことがあったのですよ。
あれは数年前。
場所は次女の通っていた園。
お迎え時間になると、保護者が行儀よく1列に並び、ひとりひとり先生からお子を引き渡してもらってあいさつをして帰るのがその園のスタイル。
その列に並んで次女を待っているとき、
先生とのあいさつを終えたAくんが走ってきました。
ふと目が合ったので
「Aくんさようなら~(´▽`)」
と言ったらば
「次女ちゃんのおかあさんはどうしていつも同じ服なの(´▽`)」
とAくんニコニコ笑顔で聞いてきたのでございます。
一瞬で、列に並ぶ近くのお母さん方が固まる空気を察知しました。
(こういうとこHSPっぽい笑)
Aくんは次女のことを好いてくれていて、
いつも次女と園でよく遊んでいました。
保護者面談時間が近かったときはAくんと次女と私の3人で園庭で遊んで待っていたこともあり、
Aくんの中で私は
「大好きな次女ちゃんのお母さん」
「たくさん遊んでくれる人」
とかなり好印象だったのではないかと思います。
(自分で言うと恥ずかしいね笑)
すずひさんの言葉でいう”興味の対象”だったんですねきっと。
「いつも同じ服(´▽`)」
と言われた時の季節は冬。
アウター1着で過ごしており、中に着ている服はちがえど、ボトムはUNIQLOのスキニージーンズ2着を交互に履き、お迎えのときに自転車をこぐためのスニーカーは1足。
なので、冬は本当に「いつも同じ服」に見えたと思います(笑)
「いつも同じ服(´▽`)」
なんて言われたら、
焦って恥ずかしくてパニックになって心臓バクバク!冷や汗ダラダラかいちゃうよ!
と思っていたのに、
「この服、軽くて暖かいからつい着ちゃうのよ。
いつも次女ちゃんを後ろにのせてがんばって自転車こいでるでしょう?
服が重かったり寒かったりしたら嫌なのよー。
アハハ(´▽`)ハハヨクミテルネー」
と、よどみなく即答できました。
モノを減らしていく作業を始めて早数年間。
これは自分には必要なのか不要なのか?
なぜ持っていたいのか?
と常に自問自答して暮らしていたので、
「なぜ私はこのアウター1着しか持たないのか」
という理由を、即答できちゃったんですね。
いやーすごいなーわたしー
と地味に感動していました。
そして何より、まわりのお母さんたちのホッとした表情とゆるんだ空気感が忘れられない(笑)
見ている人もいるし見ていない人もいる
「他人の服なんて誰も見てはいない」
「いつも同じ服と思われるのがイヤだからと、バリエーションを増やすことに注力しなくていい」
「自分の好きなパターンをいくつか持っていればいい」
服を減らせないという悩みを持つ人へ向けてのメッセージとして、よく聞く言葉です。
私もこの言葉に納得して服を減らしてきました。
結果として「いつも同じ服だね(´▽`)」と言われたのですが。
その経験で
「いつも同じ服と思われてもいいか」
「その服をもつ理由を自分がわかっているんだから」
と、どっしりかまえられるようになりました。
なので「いつも同じ服(´▽`)」と言われてからもアウターを増やしていません。
むしろ同じものを買い直しました。
(細かく言うと、首の部分があるかないか・ボタンかファスナーかという点がちがいます)
不潔なのはもちろん良くないですが、
いつも同じ服でも、これを着たい!という理由があるなら、他人がどーこー言おうとHappyな気持ちで着てればいいのですよね。
マジあったかくて軽くて好きだ!
あのときのお母さん方の空気感、表情からして、たぶんAくんと同じように「いつも同じ服だなー」と思われていた可能性はあります。
だからといって、私や次女が仲間外れにされたこともなく、陰口を言われた…かは知りませんが(笑)、PTA役員になったときもみんな協力的で親切で、とっても助けられました。
「同じ服を着てるな」と思っていたとしても、そういう人なんだと認識されるだけ。
社会生活や人間関係に何の支障もありませんでした。
長らく「こんなことをしたら他人はどう思うだろう」と他人の目ばかり気にして生きてきましたが、Aくんのおかげで吹っ切れましたよ。
ありがとうねAくん(´▽`)
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