夫の古い服を買い替えるつもりで新しい服を買ったのに、古い服を捨ててもらえなかったという愚痴を2回にわたって書きました。
【夫が捨てたものと捨てられなかったもの】夫の服は、1in1out できなかった。 - 荷物を軽くしたい
【夫が捨てたものと捨てられなかったもの】まだありました、新しく買ったのに捨てられなかったもの。ブラックフライデーの爆買いで気づいたこと。マキシマムな夫の思考を考察してみた。 - 荷物を軽くしたい
断捨離ランキングやミニマリストランキングで上位にいらっしゃるなりこさんが、こんな記事を書いていらっしゃるのを目にしました。
今持っているものがくたびれてきたから新しいものが欲しいと言う理由です。
こうなると私は決まって「だったらもう着ない服は処分していい?」と聞くのですが、この時は「処分していい?」という言葉を言いきる前に「何も捨てない!」と言われてしまいました。
この時なぜかとても寂しい気分になったのです。珍しいことでもないのにこの時はこの言葉が深く刺さりました。なりこさんの記事より引用
我が家と同じ現象が起きている!
共感共感!と思いながら読んでいると、
「何も捨てない!」と夫に言わせてしまった。いつから、どこから私のすっきり暮らしたい要求が夫にとって苦痛になっていたのだろう?
なりこさんの記事より引用
グサっとささりました、この部分。
ああうちも「すっきり暮らしたい要求が夫にとって苦痛になっている」かもしれないと、なりこさんの一文で初めて気づきました。
そして、なりこさんは
「モノが増えると機嫌が悪くなる嫁」
と、自分を考察し
シンプルライフは自分だけの世界で
と、今後の対策をたてておられる。
素晴らしい…
そうか、夫のマキシマム思考に気づき考察するだけではダメなのか。
というわけで
物が増えることに対して、私がイライラしてしまうのはなぜか?を考えてみることにしました。
我が家には、私が意図しない形で物がどんどん入ってきます。
夫の車関係の景品だったり
【捨てたいのに許可が下りない】無料のブランケット - 荷物を軽くしたい
子供たちのファミレスやマクドナルドのおもちゃだったり。
そういう「必要ではないもの」が家に入るたびに
「あーまた物が増えたっ」
「片付ける場所がないから1個入れるんだったら1個捨ててね!」
などとイヤな顔をしてブチブチいっておりました。
…ほんとだ、こうやって文章にして客観的に見ると
なんかすごいいやなお母さんだ(苦笑)
こんなふうにいつも言うので近頃は、夫も子供たちは
「物が増えるからおかーさんが怒るかも」と話していたり
夫のお姑さんがおもちゃを買ってあげたいときにも必ず
「買っていいかお母さんに聞いてみて。」と私の了解を得るようになってきました。
なぜ、私はここまで物がふえることにイライラしてしまうのか。
たぶん、私が
物が増える = 私の仕事が増える
と認識しているからだと思います。
このブランケットのときにも書きましたが
「無料のブランケット」であっても枚数が多いので「収納する場所が必要」です。
その「収納する場所」を、持っていることを忘れないでみんなが使いやすい場所にしようと考えて、それを収納するために今の持ち物を見直したり、パズルみたいに収納場所を入れ替えたりするのは私一人。
私を含めたハウスダストアレルギーの家族のためにシーズン前に洗濯しているのも私一人。
この無料のブランケットがもし1枚もなければ、この仕事に費やす労力も時間も全部いらないわけです。
こどものおもちゃもそう。
我が家のこどもたちはフィーリングでおもちゃを欲しがります。
でも増えたおもちゃを片付けるのは、3歳児には不可能。
10歳長女も、物が増えると片付けスピードが落ちます。
遊んでいないおもちゃがないか時折チェックするのは私一人。
おもちゃが出しやすいように考えて整理するのも私一人。
出しっぱなしのおもちゃを「片付けてぇぇーーー!」と怒るのも私一人。
片付けない3歳児のおもちゃを片付けるのも私一人。
【子どもと片付け】次女が、ゴミ袋から救出したおもちゃを紹介します。 - 荷物を軽くしたい
物が増えると、その物と格闘している自分を瞬時に思い浮かべてしまうようになったのです。
それは、自分のものを買うときにとてもいい「欲求のストッパー」になってくれていて、
買った後の手間を考えてもこれを家に連れて帰りたいか!?と必ず考え
無駄買いが格段に減ったので、メリットではあるのです。
でもこどもも夫もそんなことは考えません。
買った後の物の管理は全部わたしがしているから。
物を捨てて空間ができると掃除がしやすい!
物の管理に時間を取られないで済む!
その分、自分の自由時間に充てられる!
使わないものを捨てるのがもったいないんじゃなくて、
使わないものに空間や時間を割くほうがもったいない!
なんて鼻息荒く語ったとしても
物の管理をしない夫やこども、
自由時間が確保されている夫やこどもには響かないわけです。
もし、こどもも夫も買ったものを「適正に」自分たちで管理してくれるのなら
物が増えることにイライラしないかもしれません。
「適正に」というのは、健康や安全を害することなく健やかな生活が送れるように、という意味が含まれています。
私が大好きなブロガーさんである、ミニマリストのやまさんがこんな記事をかかれていました。
片付けに問題がある人が、最も後回しにするポイント。それは…
健康・安全に関わる場所の片付け
美観や使いやすさなどは、二の次です。家の中の片付けで、最優先すべきは「健康・安全」です。私が今までみてきた色々な家の中で「片付けに問題がある人」は、ここを一番ないがしろにする傾向があります。
…中略…
例えば、
階段や段差のある場所の滑り止め(安全性)
家の換気を1日の中で全く行わない(健康)
家の中に照明が切れ、点灯しない場所がある(安全性)
家の建具が壊れたまま(安全)
水道の蛇口など水回りが破損したまま(健康)
リビングの床で毎日寝ている・体を伸ばして眠る場所がない(健康)
壁・建具・カーテンなどに黒カビをそのままにしている(健康)
などなど。
『少ないものですっきり暮らす』より引用
その通りだと思います。
今解体作業にとりかかろうとしている中古の1戸建ては、まさにこの状態に陥っていました。
【母が捨てるもの】中古の1戸建てを捨てることになりました。 - 荷物を軽くしたい
我が家はここまでではありません。
しかし、夫が捨てない物のリストには
衣類・車以外にも
段ボール(ヤフオクで商品をおくるときに使うから、という理由)
紙袋(絶対使うから捨てない!というけど使ったの見たことない)
車のカタログ(自分でカタログを請求し、ほぼ9割9分保管。)
車の整備に必要なもの、車の備品(売ってしまって手元にない車の備品も)
などさまざま。
これはほんの一部です。
それを管理するのは、ほぼ私。
テキトーなダンボールに詰め込まれていたものたちを
使いやすいように、劣化しないように、引っ越しのとき荷づくりしないで済むように
収納用品を購入したり収納する場所を考えたりしてきたのも私、
ときどき移動して掃除をするのも私一人。
特に紙類をのけて掃除するときに、虫が出るのですよ。
段ボールはGの住処になるというのは有名な話なのでほんと早く捨てて!( ゚Д゚)
夏に1回でました…(恐)
よくいるのはクモとチャタテムシ。
私は6年前から、寛解していた喘息が再発して今も吸入治療をしているのですが
このチャタテムシというやつが成人の喘息の原因の一つと聞いて
正直「この夫のカタログのせいで私の喘息が再発したんじゃ?」と頭をよぎりました。
なので、夫の溜め込んだものを移動して掃除するたびに
めっちゃ腹が立つんです。
「夫が持ちたくて持っているものなのに、
なんで私一人でホコリや虫にまみれて夫の物を掃除しなきゃいけないんだ!
夫が自分ですればいいのに!」って。
でも、夫にそう訴えても掃除をすることはないので
自分やこどもの健康を守るためにせっせと掃除をするしかないのです。
物が増えることに対して、私がイライラしてしまうのはなぜか?
結論。
物が増える = 私の仕事量が増える
物が増える = 私の健康を害される恐れがある
と考えてしまうから。
私が断捨離やこんまりさんやミニマリストさんに出会う前の
家に物がたくさんあった時期には
物が増えるたびに、私がぞんざいに扱われていると感じるようにまでなっていました。
これは重症だったな…(;´Д`)
これまで、いろんな方のブログや本をみて
「夫は他人。変えられない。自分を変えよう。」
「夫が物を捨ててくれない。そんなときは自分のスペースを整えよう。」
と学び、せっせと自分のものを捨ててきました。
自分のスペースが整い、そのぶんの自分の仕事が減ったことで
私の気持ちにゆとりができたのは確かです。
そして、干渉しすぎると頑なになってしまうのは間違いありません。
ここはやっぱり諸先輩方に習い、
自分のスペースを整えて、
少ないものでゴキゲンにすごす私を見せる
のが一番の得策なのでしょうね。
自分のことを振り返るつもりが、壮大な夫の愚痴になってしまいました(爆)
同じように考えているはずなのに、なりこさんのように
「何も捨てない!」と夫に言わせてしまった。いつから、どこから私のすっきり暮らしたい要求が夫にとって苦痛になっていたのだろう?
なりこさんの記事より引用
夫目線に立った、やさしい言い方にならないのはなぜだろう…...( = =)
夫にはいいところもいっぱいあって、
夫には恨みしかない!というわけでは決してありませんのでご心配なく(´▽`)
夫は一応「きれい好き」で
床に落ちているゴミを見つけると自分で手帚をもってきて
私よりマメにリビングの掃除をするのですよ。
なのになぜあのカタログのまわりのホコリは目につかんのだ!( ゚Д゚)という不思議(笑)
長文乱文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
愚痴はこれぐらいにして、自分の身の回りをさっぱりさせていこうと思います。