実家の食器棚は数年前にがっつりと片づけをしたあと
ブログを始めた2018年以降は一切手を付けていなかった場所です。
理由は、
私が実家で料理していて特に使いづらさがなかったから。
それと、
食器は母が好きなもので、
母は「食器は手放さない」と以前から言っているから。
ムリには捨てさせませんよ大丈夫です。
ただ、2年近く食器棚の掃除をしていないということは
清潔さが保てていないよな…と思ったので
「掃除」メインで整理してきました。
食器棚は 母の強い希望で作った造り付けです。
以前は、婚礼家具の食器棚でした。
15年前くらいに、その食器棚を捨て、この棚を作りました。
正面から見ると、こんな感じです。
前に震度5強の地震が来た時には自動で扉にロックがかかり、
まったく被害がなかったそう。
その話をするたびに「この棚は作ってよかった!」と母が言います。
確かに、
倒れて下敷きになったり、
食器が飛び出したりする危険がないのはいいよね。
では、今回片付けをした場所を番号順にオープンします。
1.
一番上の網棚は引き出すと手前に降りてくるタイプです。
ふだん両親ふたりの御飯づくりのときには使わない、大き目のざるやカゴ、保存容器などを入れています。
私や妹が帰省した時に大量に作り置きしたりするので、ここに置いています。
今回の帰省でも、おせちを作って入れるのに使いました。
その下2段は、母が趣味で集めた食器たち。
自分で働いたお金でコツコツ買い集めたそう。
「これだけは捨てられない!」と言います。
このお皿で家族みんなで食卓を囲むのが夢だった、
(でもいま家族はバラバラになったのでそれが叶わない)と。
じゃあ今使えばいいのに、と言ってみれば
「使いたくはない」と。
…私には理解できませんが、責めません。
邪魔になる量でもないですし、
母が納得できるようにここに集めて置いています。
ちなみに、母が亡くなったときには手放していいそうで、
寄付する先も聞いています。
ここの全出しは、申し訳ないけどできなかった…
なにしろ重い。
私の頭の上の高さに棚があるので、重ねてあるお皿を出すのが怖いのです。
すみませんが放置です。
2.
飲み物の器たちが集まっています。
私がつま先立ちでギリギリ見える高さ。
(手を伸ばしてスマホを上からかざして撮影しています)
夫婦二人だとこんなに要りませんけど、盆正月に帰省した時にはまぁまぁ使います。
よく使っている証拠に、茶渋や汚れが残っているので
それを漂白してきれいにするのは私の仕事です。
漂白するためにコップを出してみると、下に敷いているものがよれている…
新しいものを買ってきて並べ直しました。
(アフターはすべて最後に!)
3.
普段使い、よりもちょっとお客様よりのお皿を置いています。
私は自宅で夫両親との顔合わせをしたのですが、
そのときにお料理をお出しするのにちゃんとしたお皿がない!(;'∀')
となり、おもに100均で(←)買いそろえました。
4.
日常使いしているお皿、保存容器、圧力鍋など。
一番使いやすい高さです。
5.
ここは母の趣味で集めたもの。全然使っていないです。大皿がメイン。
このビニール袋は?
お嫁さんが甥っ子くんのお弁当作りで使いたかったのかな?
2階の和室の、弟家族の荷物をまとめている場所へ移動しました。
6.
ここもほとんど稼働していません。母の趣味のもの。
まな板は母専用のものです。
(母以外の料理をする人たちのまな板の使い方に納得しておらず、
ストレスをためないようにと 自分専用のものを買うという方法に出ました)
7.
箸、スプーン、フォーク、調理用具。
母、お嫁さん、妹が買ったものが入り乱れており、
母に「捨ててもいい?」と聞いても自分のではないから判断できないと。
意外と難所でいつもこのまま放置です。
8.
ランチマット、使いかけの袋を止めるゴムや洗濯ばさみ、珪藻土(だったかな、砂糖や塩に入れて固まらないようにするもの)。
トングは7の引き出しに入れるとひっかかるのでここにあります。
ランチマットは、夫家族との顔合わせのときに無印で買ったもの。
今はもう使うこともないのですが、
「布もの」も母の捨てられない好きなもの部類に入るので、捨てられません。
置いておきます。
9.
食材ストック。
10.
こちらも食材ストック。
9と10の食材ストックは、どちらにどれを入れるという明確な分類はなく、
入り乱れておりました。
そのせいか、今回の帰省でも
トマトケチャップとお好み焼きソースをダブり買い…
1ヵ所にまとめて、一目で在庫の有無が確認できるようにしたほうがいいのでは?
と考えました。
では、アフター行ってみましょう!
まずは引き出しの中身をすべて出し、アルコール消毒。
ドラッグストアでこういうものを買ってきて、
矢印の方の、消臭&防カビ&抗菌シートをカットして引き出しに敷きます。
※右のやつはシンク下収納に使いました。また後日記事にします。
2.アフター
ガラスコップの中に、
父親の呑んだ焼酎の空き瓶がいくつか混ざっていたので捨てました。
それ以外はそのままです。
種類ごとに整列させただけ。
3.アフター
ここは並べ替えただけ。捨ててません。
4.アフター
並べ替えたり、同じ種類のお皿を重ねたり、保存容器を重ねただけ。
あ、保存容器がひとつフタがないものがあったので、母の了承を得て捨てました。
ここは良く使うので乱れる可能性大、ですが、
とりあえず年末だし一旦整理しときましょ。
5.アフター
ここも捨てずに並べ替えただけ。
買ってきた敷きものが足りなかったので、
ここは以前のままのものを使ってます^^;
6.アフター
食器をすべて出して他へ移動。
代わりに、食品ストックをここにすべてまとめました。
母が
「うわーーー!そうそう!こうしたかったのよーーー!!」
と、とても喜んでくれました。
9.10.の引き出しから、すべて6へ移動したので、
9.10.は一旦空っぽに。
7.アフター
お嫁さんが買ったと明確なものだけ、和室の弟家族の荷物置き場に移動。
他は捨てていいのかわからないのでそのまま。
整列し直しただけ。
8.アフター
画像なし。そのまんまです。
9.アフター
空っぽになりました。
10.アフター
6に入っていた鍋を入れました。
ついでに、ガラス窓の部分ですが。
ここの食器も母の趣味のモノ。
まったく使っていませんが捨てません。
唯一一番下の棚は母が食べたいおやつ的な物を置くために稼働しています。
が、やっぱり奥に入っていたものは賞味期限が切れていたので
キレイに並べ直して、パッと見て全体が見渡せるようにしました。
食器棚の掃除と整理はこれでおしまい。
数年前の食器棚の整理では、
汚れが落ちないものや欠けたもの、結婚式の引き出物などを
がっつりと捨てました。
そのおかげで食器棚は少し余裕のある状態です。
それでもなお夫婦2人の生活では使い切れないほどの食器がありますが、
帰省した時には確実に稼働しているお皿もありますし
(無いと困るものも)
今残っているものは基本的に母の好きなものなので
捨てずに保管。
日常生活で使いづらさがないように整理して保管できていれば
それでいいかなぁと思っています。