荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

子の成長をうれしく思う

最近、中3長女と小3次女、2人の成長っぷりに目を見張っています。

 

忘れやすい私の脳の代わりに、ここに記録しておきたいと思います。

 

 

 

 

次女、公道を一人で自転車で走れるようになった。

 

補助輪を外して自転車に乗ること自体は、1年生の頃にできていました。

ただスピードがゆっくりでちょっとふらつくことがあり、乗るのは公園や広場などの人の少ない平坦な場所だけで、坂道や車が通る公道のデビューはなかなかできず。

 

この近辺の道路は人が多く、さらにその人混みをぬうようにしてものすごいスピードで自転車が走っております。

 

地方では子育て世代の多くは車を使うので、自転車を爆走するのは学生さんくらいのものでしたが、都会では若いサラリーマンパパさんやOLママさんが電動自転車の前後に子どもを載せてものすごいスピードで走っていきます。

もちろんパパさんママさん以外の自転車も速い。

ほんのわずかでも隙間があればすぐに前に入り込こんで、追い抜け追い越せと競走をしているかのよう。

 

そんな道を、次女が自転車で走るのはちょっと危険だなと思ってたんですよね。

 

とはいえせっかく乗れるようになったのだし、いつまでも公道に出ないわけにはいきません。

なので、比較的広くて人通りが少ない公道を選んで、ふらついたときや止まらないといけない場面ですぐ手が出せるように私が次女の自転車のすぐ隣でジョギングしながら練習を重ねていました。

 

サポートし続けて約2年経ち、ようやく先日、私が自転車で前を走って次女が後ろからついてくる形で公道を走ることができるようになりました。

 

「ゆっくりでいいよ。

 人や自転車のあいだを早く抜けようとしなくていいよ。

 事故を起こさない方が大事。

 難しそうだなとかぶつかりそうだなと思ったら止まってね。」

 

と声をかけ、まだまだゆっくりペースですが、たくさんの人と車が行き交う都会の道を自転車で走れるように。

坂道も、ゆるい上り坂くらいなら一人で上りきれるようになりました。

 

この週末、少し遠出をして3㎞離れた公園にいっしょに自転車ででかけました。

私の自転車の後ろをついて次女が走り、往復したのですが、帰宅してふと見た時の次女の顔つきがまるで違ってびっくり。

 

できるようになった!という達成感。

1人で行けた!という満足感。

自己肯定感が上がったときの顔つきなのでしょうか。

とても凛々しく晴れ晴れとした表情でした。

 

次のステップは、親が前走せずに単独運転する、ですね。

 

公園の木々はまだまだ紅葉前。

紅葉シーズンにまた行こうと思います。

 

 

長女、休みの日に友達と遊ぶようになった。1人で電車にのることができた。

幼少期から乗り物全般に酔ってしまう長女。

都会の電車、とくに地下鉄は独特の匂いがあり、うるさくて、とても苦痛に感じるようです。

 

長女の学校の校外学習は現地集合解散なのですが、都会は駅に複数の鉄道会社が乗り入れるので、地方と比べると路線が複雑だし、人も多い。

長女1人で現地に電車で向かうことは到底無理で、私がいっしょに現地までついていっています。

私自身もまだまだ都会の電車が理解できず何度も迷っているので、長女には成人するまでに一人で乗れるようになればいいから経験を重ねていこうと伝えていました。

 

ただ、学校の校外学習って年に4~5回程度でそんなに回数が多くないんですよね。

休みの日に電車に乗って出かける用事を作ればいいのですが、私も子どもたちも、電車が好きじゃないし、買い物好きじゃないし、平日は学校で気を使っているから休みの日は家で自分の好きなことをしてダラダラして英気を養いたい!という性格。

なかなか電車に乗る機会が増えませんでした。

 

急展開のきっかけはプリキュアの映画。

「プリキュアの映画をみんなで観に行こうという話になった」

「これを逃したら、私は一生休みの日に誰かと遊ぶ予定を立てられない気がする」

と長女が積極的に参加の意を表明。

 

よし!

よく言った!

電車に乗るのは、おかーさんサポートする!

まずは、

”休みの日に電車ででかけて友達と遊ぶ”デビューだ!

 

その日は友達との待ち合わせの駅まで私が送り迎えをしました。

 

無事に友達と初映画、初ファミレスを経験することができ、自信をつけた長女。

次々とお友達との約束を取り付けてくるように。

 

 

これまでも、電車を待つ間に駅構内の路線図を見ながら

 

・最寄り駅に辿り着くためにはどの線の何行きに乗らねばならないか

・同じ線でも行き先が異なると最寄り駅には辿り着かない

・もし間違えたときはどの駅まで戻ればいいか

 

を何度も説明していましたが、いつも説明しても「そんなん知らん、とりあえず私をそこへ連れて行け。」というオーラがぷんぷん出ていて上の空だったんです。

それが、ここ最近はちゃんと関心を持って聞いている感覚があったんですよね。

待ち合わせした友達とちゃんと出会えるかという緊張感があって、ようやく自分事としてとらえることができたのかもしれません。

 

そうしてとうとう

『友達と解散したあと、帰宅する路線の改札を一人で通り、最寄り駅に向かう電車に乗って、自宅に歩いて帰ってくる(※みんな路線も行き先もバラバラなので完全に一人)』

という快挙を成し遂げました。

 

事前に何の宣言もなかったので、のんびり家で”迎えにきてコール”を待っていた私。

長女が玄関を開けて入ってきたとき、ここ数年で一番驚きました。

 

満を持して

機が熟す

とはこのことか!

 

「往復とも一人で乗る」

「乗り換えをする」

など次のステップがありますから、まだまだ完全に独り立ちまでは時間がかかりそう。

ですが、何度も降りた主要駅はなんとなくわかってきたようですし、ようやく見通しが立ってきました。

 

とりあえず第一歩は踏み出せた。

それでよし。

 

一面ピンク色の朝焼け。

 

 

 

 

 

 

1人で自転車に乗る

1人で電車に乗る

友達と休みの日に遊ぶ

なんて、もっと低年齢でできている子はたくさんいます。

 

他の子と比べない。

長女も次女も、それぞれのペースで成長すればいい。

そう思っていても、焦る気持ちはある。

 

実際に成長を目にして

「その子なりの成長スピードがあるから待ってあげよう」

というアドバイスがようやく腹落ちします。

 

心配性の私にとって育児は胃が痛むことばかりですが、ときどきご褒美のように訪れる成長の姿を糧に、なんとかかんとか育てております。

 

 

 

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