夫は、捨てることが苦手です。
そういう考えの家族の中で育ってきたからです。
「何かに使えるかも」
「まだ使えるし」
「使わないけど捨てるのはもったいない」
「使わないけどタダでもらえるならもらいたい」
という物の価値感のなかで成長してきました。
私の【捨て】に拒否反応を示すことはしなかったので、ありがたかったです。
私の【捨て】とその変化を、近くで静かに見ていました。
そして、夫が少しずつ「手放す」ことができるようになってきています。
サヨナラしたもの
夫のハーフパンツ2着です。
いつ、我が家に入れた?
結婚した時にはすでにあった、付き合ってる時にも見たことがあるので、
最低でも15年以上前から持っているものだと思われます。
どれぐらい使った?
左のほうはよく着ていました。
去年の夏まではこればっかり着ていたように思います。
今年の夏は、去年の夏に買ったハーフパンツの方が出番が多く、
1、2回しか着ていなかったんじゃないかな。(夫もそのように話しています。)
右は、結婚する前から部屋着として着用していた場面しか見ていません。
5年前くらいにユニクロでリラコ?ステテコ?を買ってからは
部屋着としてそればかり履いていて
このハーフパンツは全く出番がありませんでした。
でも、まだ着るものとして 残してあったんですね。
どうしてサヨナラする?
夫が、ゴミの日の朝
ゴミ袋をまとめている私の所にこのハーフパンツを持ってきて
「もうこれいいか。
結構くたくたで色あせてるし。」
と言いました。
そう、色褪せがすごい。
もともと部屋着だったので
外に履いていくのは無理、という認識はあったのだと思います。
それでもそれを もう捨ててもいいかな?と、自然に夫が思えたのはすごいです。
また我が家に入れる?
去年買ったハーフパンツ1着がまだ着れますし、
ステテコも快適のようで部屋着として毎日着ていましたが
まだ来年も全然問題なく履ける状態です。
新たに購入する必要はない と私は思いますが、
それは私の価値観であって 夫には押し付けないようにしようと注意しています。
私の【捨て】を静観していてくれたように、
私も夫の変化を静かに、せかさずに(笑)見ていようと思います。