荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

我が家は女の子ふたりですが、ひな人形を買っていません。今年のひなまつりの記録。

長女が生まれた11年前、

ひな人形をどうするか?という話を実母としたときに

わたしは

「賃貸は狭いし、お雛様を置く場所がない。

 実家に私の7段のお雛様があるし、いらないんじゃない?」

と言いました。

 

長女が未就園児のあいだは

ひな祭りの前後2週間ほど実家に帰省し

(体調不良の母のお世話をすることも兼ねて)

お雛様の飾りつけやお祝いの食事の準備は私がずっとやってきました。

 

・7段飾りの飾りつけをする

・おひなさまあたりの土日で夫が実家に合流し、

 7段飾りの前で記念写真を撮ったり、

 ちらし寿司やもはまぐりのお吸い物などひな祭り献立を一緒に食べる

・帰省前にお雛様を片付ける

 

という一連のお雛様の流れをこなすのは

日中私にべったりの長女の相手をしながらだったので

なかなかハードな感じでしたが、

そのおかげか

何事も形を大事にする夫は「お雛様を買わない」ことに絶対不満があったはずですが

ケンカになるほど問題にはなりませんでした。(笑)

 

でも、長女が入園したら

「おひなさまの時期に帰省する」なんてことはできません。

(転勤先が遠方で土日で帰省は難しい距離でした)

 

どうする?

観念して そろそろ買うか?

 

そのころ私はすでに「少ないモノで暮らす」ことに目覚めており

もし買うならお雛様とお内裏様だけのこじんまりとしたものがいいな。

(まぁどう考えても7段はムリです)

と思っていましたが、

夫は「買うなら7段!立派なやつ!」というおこだわりを見せ、

ふたりの意見が合わないなら まぁ買うのはやめとくかーと

そのまま購入せずに11年が経ってしまいました。

 

 

買うお金はあります。

(実母も「買いたくなったらいいなさい」と言っています)

でも、置く場所がないな、保管するのにも困るなということで買っていない。

買ってあげていないことでこどもたちに申し訳ないなーと思う気持ちもあります。

 

その一方で。

 

小学生の頃に読んだ学習まんがの本で、

ひなまつりは、昔は雛人形はなく

人の形に切り取られた紙に災いをうつし

川に流すことで災いを流す、厄を落としていた

というような内容を読んだ覚えがあります。

(数十年前の記憶なので正確性に欠けます)

 

なので、

 

ひな人形がなくてもいいんじゃない?

ひな人形を買えない貧乏な家の娘たちは災いばかりふりかかるのかい?←言い方。

 

人の形をした紙を流していたなら、

子どもたちが園や子育て広場で作ってきたひな人形で充分なんじゃない?

 

という考えもあり、

長女が就園してからはずっと子どもが作ったお雛様を飾っただけでした。

 

 

今年のお雛様。

 

小5の長女が作ったアイロンビーズのお雛様とお内裏様。

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上のは2年前に作ったもの。

図案はなく、自分でイメージして作っていくタイプです。

昨年アイロンビーズを買い足したことで

「今のアイロンビーズの色の方がかわいくできそう。」

ということで、今年新たにつくったのが下のもの。

肌の色がかわいくなったそうです(笑)

あ、お雛様の髪も長くなってるわ。

金屏風も凸凹で表しているのね。

2年分の成長がうかがえる作品です。

ちなみに小さい時に作ったお雛様は写真に残して処分しています。

 

 

こちらは年中さんの次女の作品。

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お休みの日に 黙々となにかを作っているなーと思っていたら、

このお雛様とお内裏様を完成させ

「園でこんなふうにつくったんだよ!」と教えてくれました。

 

園ではあらかじめ紙が切ってあるなど準備がしてあるので

子どもたちはそこに顔を書き足したり糊で貼ったりする作業だけですが、

これを家で作った時は 

普通に売られている折り紙の状態からハサミで形を切り

(半べそをかいているなと思ったら扇子の形がうまく切れなかったようでした)、

顔を描き、組み立てて糊で貼り付けるという作業すべてを次女がやりました。

 

あの工作を全然やらなかった次女が!

園での工作時間でも次に何をやったらいいかわからずモジモジしている次女が!

1人でこんな作品ができるようになったことにびっくり。

これまた成長がうかがえる作品となりました。

 

 

 

我が家は減塩しているので

ひなまつり献立はこんな質素な感じです。

 

↓これは夫の。遅くに帰宅するので、トレイにのせて冷蔵庫へ入れておきます。

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1食当たりの塩分は2.47g。この日の1日の塩分摂取量は5.07gと目標の6g以内におさまりました。詳しくはこちら↓

【減塩】2020年3月3日の減塩食の献立 - ゆるい減塩生活をつづるブログ

 

↓小食 次女の。

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ケーキは園で食べてくるので、家ではいちごをたっぷり!というのが我が家の定番なのですが、今年は次女の体調不良が長引いたことですっかりハマグリもいちごも買い忘れておりました。いちごの代わりに、子どもたちが大好きなさつまいもを付けました。

 

 

見た目質素な献立ですが、栄養士さんの指示単位は守られており、

栄養バランスは良しです。

 

 

ごはんを作るためのお金がある、

ごはんを食べる元気な体がある、

それで充分ではないか。

 

立派なお雛様がなくとも、

子どもたちはいま健やかに育ってくれている。

 

それだけでありがたいことなんだよな、と

しみじみ思った今年のひなまつりでした。

 

 

 ⇓こんなことがあったから特にね…

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⇓実家のお雛様は7年近く出さないまま。なんとかしなきゃな…

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