荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、中学生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

持病持ちの実母の近況/入院セットは訪問看護師さんに絶賛された/母のブログを立ち上げる。

 

新型コロナウイルスが国内で初感染を認められてから、一度も実家に帰っておりません。

 

実家片付けのカテゴリの記事、増えませんね。

 

実家片付け カテゴリーの記事一覧

▲実家はほぼ片付け切りました。

 

家をたたむ カテゴリーの記事一覧

▲実家の1軒隣にあった母名義の古い家を解体して畑にしました。

 

帰省はしてないですが、

母とは頻繁に連絡を取っているので

近況を備忘録代わりに残しておきます。

 

 

 

 

 

母、久しぶりに入院。

 

3日おきくらいに電話をしたり、

畑の様子をLINEで送ってくれたりしていたので、

母は元気そうだと感じ取っていたのですが

 

 

 6月末、

「あのね、入院したわ。

 救急車で運ばれた。」

と母から突然電話ありました。

 

 

 

原因は喀血です。

せき込んで、血を吐きました。

 

母は、非定型抗酸菌症という肺の病気があり

数年前までは24時間鼻から管で酸素を吸って生活していました。

 

ここ数年は体調が良く、

家にいるときは酸素不要でも問題なく、

家から外に出て病院や買い物に行くとき、

また畑作業にいくときに酸素ボンベをもって

酸素を吸いながら行動しているという状態でした。

 

 

今回も「調子が悪かった」というわけではなく

急になんとなくせき込みが始まり、

こぽっとタンが出たなと思ったら血だった、というのです。

 

 

母にとって喀血は初めてだったので、

テレビドラマで肺結核の人が血を吐いて倒れる映像を思い出し

「え?まずいよね?死ぬ?」

と思ったそうですが、

貧血のときのように意識が遠くなって倒れたとか

息苦しくなったとかはなく。

 

ただ数十分おきに同じように血が出るので、

 

どうしたらいい?

このあと2時間後に訪問看護師さんが来る予定だけど

それまで待つ?

 

と、悩んで悩んで、

(私に電話がかけてみたらしいのですが私が電話に気づかず)

利用している訪問看護ステーションに電話をしたそう。

 

 

訪問時間を早めてきてくださった看護師さんに、

血の付いたティッシュを集めておいたものを見せてトータルの出血量を確認してもらい

 

「すぐに病院に行きましょう。

 タクシーだとちょっとまた喀血したときに不安なので

 (かかりつけの肺専門の病院は車で1時間以上かかる)

 救急車を呼びましょう。」

 

と看護師さんの判断で救急車を呼ぶことになったそうです。

 

 

母は意識もしっかりして話もちゃんとできる状態だったので、

ベッドに横になって安静にしつつ

入院できるように看護師さんと身支度を整えることに。

 

 

ここで私が作っておいた入院セットが役立ちました。

 

 

*2019年3月の画像*

スーツケースの中に入院に必要な荷物が9割方入っています。

 

いざ入院するときは、

普段使っている

・血中酸素濃度を測る装置

・体温計

・薬

・歯ブラシセット

・スリッパ(退院時に捨てるので新しくないほうがいい)

などをここに入れると完成です。

 

 

その”追加で入れるモノ”のリストを、

メモに書いてスーツケースと一緒に置いていました。

www.ashitakirei.xyz

母以外の、父や弟が入院準備をする可能性がありますからね。

 

 

今回は、私が書いたメモを見ながら

訪問看護師さんがすべて荷造りしてくれたそうです。

 

「これ、すごくいいですよ!

 準備がカンタンですね!」

 

と訪問看護師さんに絶賛されたということでした。

 

あっという間に入院準備ができ、

すぐに訪問看護師さんが救急車を呼んで

入院することができました。

 

 

 

いつまた入院するわからないから、準備をしておく。

非定型抗酸菌症という病気で喀血はよくあることだそうで、

救急車が到着して対応して下さった医師(担当医ではない)に

「止血剤は飲みました?え?喀血はじめて?」

と言われたようです。

 

今回の入院中も、

止血剤を飲んで様子観察をするだけで

入院後は喀血がなかったので

3日ほどで退院となりました。

 

 

退院時に止血剤も処方され、

今度喀血したらとりあえずは止血剤を飲んで様子をみる

ということになりました。

 

 

いつもは私が帰省するたびに

スーツケースの中身を出して見直ししたりしていましたが、

何度も入院を経験した母の意見を参考に準備したので

まったく過不足なく、

今回も使ったものを洗濯していれておけば

そのまま入院セットの準備はできあがり。

(メモも忘れずいっしょに置いておかなければ!)

 

私が帰省できなくても、

母が体調がいい時にスーツケースに準備できますね。

 

 

▼入院セットのリストを詳しく書いています。

www.ashitakirei.xyz

 

 

 

 

 

 いま母が死んだら、わたしは後悔する。

全身の蕁麻疹やのどの腫れのようなアレルギー症状、

ひどい肺炎による高熱などで、

母は何度も救急車で運ばれたことがあります。

 

救急隊員、病院のスタッフのみなさん、訪問看護師さん

たくさんの方々のおかげで

いつも母は一命をとりとめ

普段の生活に戻ることができていました。

 

 

今回「喀血」という言葉を聞いて、

 

おかーちゃんと「やりたいねー」って話してたこと、

早くやらんと!

やる前におかーちゃん死んでしまう!

 

と、正直わたし焦りました。

 

 

以前から母と「やりたいね」と話していた母の畑のブログを、すぐに立ち上げました。

 

kireinahana.hatenablog.com

 

※はてなのProに契約しており、10のブログを作ることができます。

 

 

アイコンは、長女がipadでチャチャッと書いてくれました。

 

 

母、大喜びでした。

 

 

 

「畑で採れた農作物や花の成長を母がタブレットで撮影し

 LINEで送ってくれたものを、

 私が整理して記事にする」

という流れで記事を作成しています。

(私がブログの運営管理者ということですね)

 

 

畑を手伝いに来てくれる叔父(母の弟)や

遠くに住む妹家族、

母の高校時代の友達もブログを見てくれているようで、

 

叔父「今度あそこにもうちょっと杭を打ちに行くわ」

 

とか

 

妹 「ナスとかきゅうりはご近所さんにもらうけど、

   ミニトマトはあんまりもらえんから

   ねーちゃんち(私)だけじゃなくて

   こっちにも送ってー!」

 

とか、いろいろ連絡があるそうで

母がとてもうれしそうに話しています。

 

 

*母の自慢の畑*

f:id:ushio-salt:20210714140240j:plain

鼻から酸素吸いながらこの畑作ったんですよ?すごくないですか?

 

 

4月に引っ越しをしてから、

引越しの荷物を片付けたり、

古い賃貸を少しでもきれいにしようと掃除をしたり、

たった2ヶ月で夫が再び異動になり転勤先に新たに必要なモノを買ったり、

夫の減塩の冷凍弁当を作るのに悪戦苦闘したり、

(そしてそれらをブログの記事にUPしたり)

それはそれは忙しくて

母のことは完全に後回しでした。

 

 

母が喀血で死ななくてよかった。

 

母がやりたかったこと、

母にやってあげたかったことができないまま

母が死ななくてよかった。

 

今回はなんとか間に合った。

 

 

 

私自身も、

ちゃんと休息を取って倒れないようにしないといけないので

バランスが難しいのですが、

 

「やりたい」と思ったことは

すこしずつでも進めていくようにしなくちゃな

と思いました。

 

 

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