荷物を軽くしたい

転勤族、賃貸住まい。夫、高校生と小学生の子供の4人家族。引っ越しを楽にしたい&家事を手抜きしたいというズボラ心から物の取捨選択に励む記録。

【実家片付け】母が片付いた状態をキープできている理由

前回は実家片付けの本を読んだ話でした。

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今回は、私の実家片付け後の話。

 

 

 

 

実家片づけは、数年前に終えています。

 

母はずっと家をキレイにしたい気持ちがあったけど体力と時間がなくてできずにいただけ。

なので、片付けには協力的でした。

片づけきった後も、キープできています。

 

母の体調が悪いときには多少荒れることもあるようですが、それは誰にだってあること。

体調回復後に自分で片付けリセットできているので、充分です。

 

私が実家に帰省したときはモノが増えていないか汚れが溜まっていないかチェックしていましたが、コロナ禍になって一度も帰省していません。

(母は肺の病気で酸素療法していることと、アレルギー体質のためにワクチンは打たないほうがいいと医師から言われていることから、重症化するリスクが高いです)

 

私が帰省しなくても、母ひとりで片付いた状態をキープできている理由を考えてみました。

 

 

まずは、母自身に関する理由です。

片付いている部屋のメリットを知っている

「部屋が片付いていると気持ちがいい」

「モノが少ないと掃除しやすい」

「アレどこ行った?がない」

と、片付いた状態のメリットを母自身わかっているので、なんとかキープしたい気持ちになるようです。

 

 

二度と汚部屋に戻りたくないという強い気持ちがある

「よくあのモノだらけのなかで寝てたよね」

母と電話で話していて、時々過去を回想するときに出る言葉です。

片付いてるメリットを知っているからこそ、そしてあのモノだらけの状態からまた片づけきるのは大変な作業だとわかっているからこそ、二度と戻りたくないという気持ちが強いです。

 

たくさん持たなくても生活が回ることがわかった

片づけきった後、あまりモノが増えていません。今あるものだけで実際に数年暮らせているので「これだけあれば足りるんだ」とわかっているからだと思います。

”あると便利そうだなー”くらいで買い足すことはあまりなく、”現状に不満があって不満が解消できるものを買う”ということが主です。

 

最近母は何か買ってたかな?

「畑作業で使おうとアウトドア用品の店でズボンを買ったらめっちゃ動きやすい(´▽`)」

って言ってたなー。

買い物は衣類が多いと思います。

それと、直近ではガスコンロのグリルで使うコレを買っていました。

適当な大きさに切った肉、野菜を一緒に並べてガスコンロのグリルに入れて焼くだけ。

①このまま食卓に出せるからお皿が要らない=洗いものが減る

②グリルの掃除がラクになった

③これだけで栄養バランスのとれたおいしい1品ができる

とメリットばかりで、買ってよかった!と喜んで話していました。

 

うん、これは”不満を解消する”モノではなく、”あると便利”なモノですね(笑)

 

買ったけど使いこなせず収納に仕舞ったままに…なんてことがなく、ガンガン日常使いして料理や掃除がラクになったようなので、良い買い物だったと思います(笑)

 

 

訪問看護師さんが来るときに必ずリセットしている

母の体調管理のため、訪問看護師さんに週1回来てもらっています。訪問のある日はいつもより念入りに掃除機をかけたり、寝室をキレイに片付けたりするそうです。

「人が家に来る」というのは、片付けるモチベーションになりますよね。

しかも”週に1回”というちょうどいい日数なので、汚れがたまりすぎて大変!ということもなく、負担にならないようです。

 

 

 

ここからは私が心がけていることです。

母と頻繁に連絡を取り、食品在庫・衣類在庫を確認している

こうやって書くとなんだか”口うるさい娘”みたいですね(笑)

以前から母と私はよく電話をしていたのですが、帰省できなくなってからは「食べきれなくて残ってる食材はない?」「着れなくなった服はない?」と母にときどき聞くようにしています。

もしあれば、母が送ってくれる畑の野菜といっしょに段ボールに詰めてもらい、私が代わりに食べきるなり使い切るなりして消費します。

まだ使えるモノでも、誰かが食べる・使うと思うと心理的に手放しやすくなりますよね。

 

定期的に声をかけるようにしていたら、私が言わなくても「食品ストックをみてたら期限がちょっと切れてるのがあって今食べてる」とか「お腹周りがきつくて入らなくなったジーンズがあるけど要る?」と母から言われるようになってきました。

 

まちがっても

「また賞味期限切れたの?」

「また服買ったの?」

とは決して言わないように気をつけています。

(心の中では思うこともありますよ

 

 

書類整理は母といっしょに作業したことをそのまま続けてもらう

母が一番苦手な片付けが紙類、書類整理でした。

帰省するたびに山になっている書類を整理するのが私の仕事でしたが、実際に片づけてみてわかったのが「書類の分類はある程度定まっている」ということ。

 

実家に郵送されるのは、

・生命保険 4社

・火災保険 1社

・年金関係(父1つ・母3つ)

・浄化槽年1回

・年賀状

・市広報誌

くらい。

 

ここに、数年前までは

・介護ベッドレンタル料領収書

・自宅ローンの支払い書

がありましたが、介護ベッドは返却し、ローンも完済したので書類は届きません。

 

また以前は、家電量販店とかドモホルンリンクルとか、会員になっているお店から定期的にカタログやパンフレットが送られてきていましたが、不要なものはすべて退会手続きをしたので届くことはありません。

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郵送ではない紙モノとしては、

・訪問看護利用料

・医療費の領収書

・父の会社の健康診断の結果

・父の会社関連(再雇用など)の書類

・母の定期受診(血液検査)の結果

などがありました。

 

過去に書類整理をしたとき、必要な書類を保管するためのファイルボックスにラベリングをしたりクリアファイルにタグをつけて、すべての書類に居場所を作りました。

 

 

なので、いま母には

・同じタグのファイルを探して差し込む

・生命保険の更新の書類など、前年度のものが不要であれば古いものを捨てて最新のものを差し込む

ということだけお願いしています。

 

また、最近リフォームしたガスコンロや換気扇はタグを作っていませんが、実家を売却することになったときには必要になると思い、『家に関する書類』とラベリングしたファイルボックスにまとめて入れておいてもらっています。

 

保管が必要かどうか迷った書類は、母の代わりに私が調べたり、電話口で整理の仕方を母に指示したりしています。

 

私が帰省して書類整理をしていたころ母と書類の場所や整理の仕方を共有できていたので、電話で「あのファイルボックスに〇〇のクリアファイルがあるよ」と口頭で説明してもちゃんと通じ合えます。

 

▼このときも火災保険の証書の場所がすぐわかりました

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母は書類整理がまだまだ苦手で、つい後回しにして山になることがあるらしいのですが、雨の日で畑仕事ができないときなどにゆっくりぼちぼち整理しているようです。

 

 

 

母が片付いた状態をキープできている理由を、ざっと挙げてみました。

 

いろいろ書いてみましたが、

片付けたい気持ちがあったとしても、

モノの居場所を作っていたとしても、

身体が元気じゃないと片づけられないですよね。

 

いまも実家が片付いている一番の理由は『母が元気だから』ということなんでしょうね。

 

実家片付けの話を書くといつも『母が元気でありがたいね』という結論に行き着きます(笑)

 

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