一大ブームを巻き起こした”こんまり”こと近藤麻理恵さんのご著書『人生がときめく片づけの魔法』。
片付け好きの人や片付けに悩む人は一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
(断捨離®のやましたひでこさんのご著書もね笑)
こんまりさんの「片づけのメソッド」がマンガでわかる!
と帯に書かれているように、『人生がときめく片づけの魔法』に書かれたメソッドをマンガ化した本がこちら。
片付けが苦手な長女に読ませたいなーと私が買いました。
主人公・鈴木千秋は、29歳、独身。
現在彼氏なし。
惚れっぽくて、飽きやすい性格のため、恋愛が長続きしないのが悩み。
そんな彼女はある日、隣室に住むイケメン男子に、”片づけられない”部屋を見られてしまう。
一念発起した千秋は、ふと検索した「片づけコンサルタント・こんまりさん」の片づけレッスンを申し込んでみることに…。
とまあ、よくありがちな設定とストーリーです(笑)
主人公・千秋が、こんまりさんの片づけメソッドを使って、部屋にあるすべてのモノと向き合い、捨てる・残す作業をしていく。
有名な”ときめき”を判断基準に選別する方法、「積読は手放してヨシ」「紙類は基本全捨て」など”こういうものは捨ててOK”の考え方と根拠がストーリーに盛り込んであり、手元に残ったモノたちの収納方法ももちろん描かれています。
こんまりメソッドをさらっと理解するには最適な本。
過去に本を読んだ私も
「そうそう、こんなこと書いてあった」
と思い出しました。
長く動いていない(読まれていない)本を前にして手を叩き「本を起こしてあげました」という描写が描かれていたりと、スピっぽいけどこれがこんまりさんらしさなんだよなーと懐かしく。
数年前にこんまりさんの本で知ったことを今もまだ続けていることがあります。
『衣類を長方形にたたむ』
『風が通るとひらひらうれしそうな感じのするものや、カチッとしていてたたむと窮屈そうな服はハンガーにかける』
『簡易的な収納として靴の空き箱を使う』
などなど。
自分の持ち物はときめくモノだけになったかというと、”ときめかないモノ”はまだ残っています。
2021年3月の引っ越しまでに!とせっせと手放してかなり持ちモノは減りましたが、お土産やらプレゼントやらで”ときめかないモノ”が持ち込まれることもあり(ひどい言い方ですみません…)、それを全捨てできるほどまだ割り切れておらず…。
▼参考記事…
そして、今の私は”ときめく”よりも”使い果たす”に軸を置いているので、ときめかなくてもすぐ捨てません。
でもまあ”使い果たす”って、
こんまりメソッドのおかげ(と、やましたひでこさんの断捨離®のおかげ)で一旦たくさんのモノを手放して”ときめかないモノ”自体が少量になり、”使い果たす”手間と時間と心の余裕が生まれたからできるんですよね。
大量にモノがあったら、そもそも死ぬまでに使い果たせるかどうかもあやしい。
死ぬまで”ときめかないモノ”に囲まれて暮らす人生は…
…つらい…(´△`)
うん、想像したらイヤだった。
ときめかないモノが大量だったら、使い切ることはあきらめて即捨てます!(;'∀')
こんまりさんの本で片付け後の人生の好転っぷりを読むと
「”使い切る”とか辞めちゃって、
”ときめかないモノ”を全部捨てて”ときめくモノ”に総入れ替えしたら、人生ひっくり返るくらい激変しちゃうのかな?」
と、ついつい妄想しちゃいます。
注意!※こんまりさんは「ときめくものに全部買い替えちゃいなよ」とは一言も言っていません。私の勝手な妄想です。
「ときめき」はその人だけの大切な基準です。
片づけレッスンで私が与えられるわけではないんです。
~(略)~
自分のときめきポイントにはっきり気づいた人は小さな自信が生まれます。
自分の未来が信頼できるようになります。
いろんなことがうまくまわるようになります。
出会う人が変わります。
いい意味で予想外のことが起きます。
変化が早くなります。
片づけの最終日、こんまりさんが主人公にかけた言葉です。
私自身の片づけやその後の変化を振り返ってみると、たくさんのモノを手放して身軽になったことで
・長女が挑戦したいと言った他県の中学受験を応援できた
・中学受験に合格して、他県に引っ越した
と、ずいぶん人生が変わりました。
この土地で出会う人や縁にはとても恵まれていると感じています。
夫が転勤族かつ地元愛の強い人なので、
A案:そのまま夫について家族で引っ越しを続ける
B案:夫の地元に家を建て、私と子供たちだけ戻って夫単身赴任
の2つしか選択肢がないと思っていたのに。
まさかのC案を生きることになるとは、片付けを始める前の自分には到底想像もしなかった出来事です。
ときめかないモノが多少残っていたとしても、
たくさんのモノと向き合って手放してきたことで「何が必要か」「何を求めているのか」「何があれば満たされるのか」を充分に自問自答できたんだろうな。
▼自問自答して出た答え
【片付け祭り2019 あとがき】片付けることで、気づいたこと。
この記事↑で書いた気づきは、今もまったく変わっていません。
あらためて『片付け』のすごさを思い知らされますね…。
さて、読んでほしかった長女の反応はというと。
マンガとわかるとすぐに「読みたい(´▽`)」と言って読んでくれ、
「おもしろかった!
捨てるとか捨てないとか、考え方がわかりやすかった!」
と、こんまりメソッド初見の長女にも好評。
文字から読み取るよりも絵や図の方が理解しやすい特性があるので、マンガ仕立てになっていることで
「私はこの主人公そっくりだよ。
外で働いて消耗して帰ってきて、家に帰ったら疲れて何もできないで汚部屋になる未来が見えてる。」
と、ありありとイメージできたようです。
うん、その自覚(汚部屋になる自覚)があるならヨシ。
読んでよかった。
汚部屋にならないようにするにはどうするか、一人暮らしを始めるまでに実践&失敗をたくさん繰り返していきましょう。
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