2018年の年末帰省の片付けの続きです。
今回は母のベッドとベッド周りの掃除・片付けの話です。
母は1日中ベッドで過ごします。食事もここでします。
ベッドとその周辺が整っていると1日が快適に過ごせます。
このベッドサイドテーブルにはどうしても細々としたものが集まってくるので、帰省のたびに片付けてとお願いされます。
また、ベッドの下は掃除機をかけることができるしベッドも手が届くところはウエットティッシュで拭き掃除はできるけれど、手が届かないところを掃除してほしいとお願いされます。
・ベッド掃除
母が入浴中に一気にやってしまいます。
ベッドの高さを一番低くし、3種類のマットレスを全部ベッドから降ろします。
マットレスは重くておろすのも大変。
ベッドの柵やベッドの底(というのか?黒い部分)をパパッと拭きます。うっすらホコリが積もっていることがあります。
今度はベッドの高さを一番上にあげます。
頭側、足側も全部上げたらベッドの骨組みがあらわになるのでさっと拭き掃除。
ちいさなホコリが蓄積しています。
そしてベッド下の掃除機掛け。
ベッド本体と下の掃除が完了したら、マットを1枚ずつもどしてマットの掃除機掛けです。
このマットレスがベッドと一緒にレンタルしているもの。
母はこれ1枚だけだと腰が痛くなるのであと2枚自分で購入したマットレスを敷いています。
レイコップはゆっくり動かさないといけないので時間がかかるのですが、めっちゃ取れます。
2枚目の自前のマットレスも同様にレイコップで掃除機がけ。
3枚目のこれ↓は洗い替え用にもう1枚あるので、使っていたものは洗濯機で洗濯し、洗濯済みの新しいものを敷きます。
洗い立てのシーツを敷いて…
布団カバーも新品のものに交換して完成!
母がお風呂から上がってくるまでに間に合いませんでした(笑)
ここまでのベッド全体の掃除となるとなかなかの重労働になので母には到底無理です。
父は絶対にやりませんので、弟にお願いするか私や妹が帰省したタイミングで掃除します。シーツや掛布団カバーをはずして洗う→乾いたらかけるという作業は、体調がいい時を見はからって母が自分でやっているようです。
・ベッドサイドテーブルの片付け
これはもともと台所で炊飯器を置いていたワゴンです。
ベッド横に置いてみたら、
・ベッドとの高さが丁度いい(個人の体型によると思います)
・ある程度の重さがあり、ご飯をこの上において食べるときに動かないのがいい(逆に掃除のときには動かしづらいというデメリットもあります)
・いろいろ物が置けるので便利
ということでベッド横でサイドテーブルとして使っています。
片付ける前の状態。若干物が散乱しています。
このテーブル、母は「確かcoopさんのカタログで購入したもの」と話しています。
色が違いますが、つくりが同じようなものがこちらにありました。
・ 折り畳みのテーブルがある
・一番上のテーブルの横に引き出しがある
・2段目は取外し可能なトレイがある
・キャスター付き
という箇所が一緒です。
折り畳みの下の足の部分が、母のものは2本で観音開きに開き、amazonのものは1本でドアのように開くというところが違います。
それでは全部出して拭き掃除からはじめます。
テーブルの上段からいきましょう。
紙類がどうしても集まりやすいです。不要なものはこれだけ。
また、使いかけの古い薬(充分な量の新品がある)やお手拭きなどもありました。
上段のアフターはこちら。
リモコン各種や、母がすぐ使いたいものがパッと見渡せるようにしました。
下段においてあるのはニトリのレターケースです。細々としたものを収納しています。
使っているのはこちらの商品↓
レターケース9個引き出し(オールホワイト) | ニトリ公式通販 家具・インテリア・生活雑貨通販のニトリネット
あれ?実家のは変色してしまってますね(苦笑)
母にはとても使い勝手が良いらしいのですが、ラベリングと関係ないところに入れてしまうことが時々あるということだったので中身を全部出して確認しました。
ここは硬貨を入れていた引き出し。
硬貨の種類ごとに仕切りをつけて入れていましたがぐちゃぐちゃ。
体がしんどくて細かく片付けるのが無理?仕切りをなくしたほうがいい?と聞いたのですが、仕切りがあって硬貨をわけていたほうがお金を出すときにはラクとのこと。入れるときについ手前に入れちゃうんだそうです。
1つの仕切りに1つの種類の硬貨とはならなかったのですが、母の指示通りに入れました。
甥っ子がお手伝いをしたときのお小遣い、自治会の集金、訪問看護師さんへの支払いなど小銭を出す機会がけっこうあり、わざわざカバンから財布を出してこなくてもこの引き出しからすぐ出せるので本当に便利!と母は話しています。
他には、文房具の引き出し。
赤い羽根は捨てて、印鑑も使うことがなくインクもかすれていたので捨てて、取れてしまった小物入れの付属品も取り付けて…
はい、文房具だけになりました。
この調子ですべての引き出しの中身を確認し、不要になったものはこれだけ捨てました。
母が使いやすいように一部ラベリングも張り替えて、
ベッドサイドテーブルはこれで完成です。
ここに、ウエットティッシュや水分補給用のボトル&紙コップ、ボックスティッシュ、書類関係の一時置き用のファイル、買い物メモなどを日常使いにしていくと、こんな感じに生活感にあふれます(笑)
母にとって使い勝手がよければそれがベストなのでいいのです。
ベッドの左側の壁には、訪問看護ステーションなどの緊急連絡先、毎食後に飲む薬のカレンダー、孫たちの写真や手紙が貼ってあります。
そして、母のベッドから見た実家のリビングダイニングの光景。
シルバー人材センターの方がワックスをかけてくれたので美しいです。
この状態だとすがすがしい気分で過ごせるだろうなぁと思います。
実家の家族は週に1回しか(2週間に1回になることも!)掃除機をかけてくれないのでパン粉やら食べかすやらが見えてうんざりすると母は呟きます。ルンバ購入を考えたのですが、そのルンバを掃除すること(を含めた管理)ができないからいらないと母は購入を見送りました。
帰省した時くらいは母が気分よく過ごせるように頑張ろうと思います。